ひでのトーク
トーク情報ひで 吉田真悟吉田真悟 加藤諦三著
「人生、こんなはずじゃなかった」の嘆き
「老いても幼稚な人」「晩節を汚す人」にはなりたくない!
「我が人生に悔いなし」と言える人と言えない人、どこが違うのか?
――老いと成熟の心理学
自分の人生はもっと幸せなはずだったのに、と嘆く老人は多い。
最後に「我が人生に悔いなし」と言えるかどうかは、
どれだけの社会的成功を手にしたかで決まるのではない。
勝ち組人生を送ってきた人でも、いつまでも自分が「すごい人間だ」と思い込んでいたら「裸の王様」になって孤立し、不満と後悔のうちに死んでいくことになる。
人生を最後まで生き抜くのは大変な難事である。
普通の暮らしに感謝する。他者との比較をやめ、執着しない――。
人生の見方を変え、老いを輝かせて幸福を引き寄せる、高齢者とその家族必読の書。
「老いを認められる人」は若い!
●恨みで一生を終えるのですか
●失敗は人生を意味あるものにする
●老化に失敗すると孤独になる
●老いてなお生きるのは恥ずかしいのか?
●高齢者は本来幸せで、健康で、活動的である
●「英雄末路哀れなり」の意味
●なんであんなことで、あんなに怒るのか?
●過去の成功に頼る人は行き詰まる
●完璧な健康を求めてはいけない
●幸せな人は不幸を受け入れている ……ほか
著者について
1938年、東京都生まれ。東京大学教養学部教養学科を経て、同大学院社会学研究科修了。元ハーヴァード大学ライシャワー研究所客員研究員。早稲田大学名誉教授。ニッポン放送「テレフォン人生相談」のパーソナリティを半世紀以上にわたり務めている。ひで 見城徹見城徹 創業して5年目ぐらいから複数の証券会社、銀行がしきりと上場を勧めて来た。僕は上場という概念すらなかったから不思議な気分だった。自分が自分の会社を上場するなんて考えたことすらなかった。全く縁がないものだと思っていたから、上場したらどうなるのかなど解りようがなかった。結局、創業9年で上場した。風景が変わった。順調だった。しかし、上場していることの窮屈さも感じていた。上場から7年が経ってMBOで上場を廃止した。丁度、60歳になったばかりだった。気が楽になった。上場を廃止して9年が経とうとしている。僕は会社のことで新たな大きな決心をした。それが会社にも社員にも一番いいと判断したからだ。リスクは僕に降りかかるが腹をくくった。
しかし、こういう時に困難や問題は同時多発する。そう決めた途端、会社のことや大事な友人のことで決断しなくてはならない状況が起こっている。知らんぷりをすれば安全だが、それが正しい道かどうか?何をしていても気分が晴れない。