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メロン兄

第3章 「聖夜!妹へのプレゼント!」 そこにはあの謎の男がいた。そこへアランが近づく。 「リュウ、やはり君だったか。勝手に行動をして眼魔を生み出したりしていたのは。」 「アランか。別に俺はお前の付き人じゃない。お前に従う必要はないだろ。」 「目的はなんだ?」 「目的?ただ遊んでるだけだ。俺にはおれのやり方がある。」 そう、彼の名はリュウ。眼魔スペリオル・リュウである。 その日は大天空寺にはマコトが来ていた。 「ねえ、マコト兄ちゃん、ちょっと調べてみたいからアイコン並べてくれるかな?」 「アイコンを?…何をする気だ。」 「大丈夫、勝手に奪ったりしないよ。いくつ所持されてるか整理したいんだ。」 タケルは自分の持っているアイコンを並べ始めた。マコトも並べ始めた。マコトが持っているのは、ツタンカーメン…ノブナガ…フーディーニ…ピタゴラス…そしてもう一つあった。 「ん?なにこのアイコン。見たことないけど。」 マコトは拳を口元へ持っていき、咳ばらいする仕草を見せた。 「ん、んんっ。そ、それは…」 「見た目からすると…ん〜、もしかしてサンタクロース?」 「あ、ああ…」 「なんでこんなの持ってるの!?ww」 「そ、それはな…」 マコトは去年の話を始めた。 去年の12月。まだサンタを信じているカノンになにかサプライズして、プレゼントを上げようとしたマコトは、おっちゃんからこのアイコンをうけとった。 「これは…サンタ!?えっと…あ、そうか。俺がサンタになってカノンにプレゼントを届ければいい。そうすればカノンも喜ぶだろう。」 こうして24日の夜、マコトはサンタ魂へと変身した。 『カイガン!サンタクロース! ジングルベル!星降る!聖なる夜!』 マコトはカノンの部屋に忍び込み、カノンへプレゼントを届けたのであった。正体がバレずに… 翌日、カノンは大いに喜んだらしい。 という話だった。 「マ、マコト兄ちゃん…よくバレなかったね…」 「お、おい!引くなよ。」 そんな時だった。シブヤが駆け込んできた。 「みんな、大変だ!眼魔だ!」 「眼魔!?分かった、今行く。 …この光景、前にもあったような…まあいいや。」 マコトも立ち上がろうとしたが、右腕を痛めていた。 「マコト兄ちゃんはここにいて。俺が倒してくるから。」 タケルはサンタアイコンを手にして眼魔の元へ向かった。 眼魔は街で暴れていた。 「お前が眼魔か!よし!」 「俺はトナカイ眼魔!」 「よーし、せっかくだからこのアイコン使ってみよ。」 するとユルセンがきた。 「勝手に使ったらマコトとアイコンに怒られるぞ〜」 「でもサンタさんになってみたいじゃん!」 「まあ勝手にしな〜」 「季節外れだけどね…w」 タケルはアイコンをベルトにセット。 「変身!」 『カイガン!サンタクロース! ジングルベル!星降る!聖なる夜!』 サンタ魂へ。 「おー!サンタだ!熱いなこれ!燃えてきたー!」 タケルは眼魔と戦い始めた。すると眼魔はいきなり襲ってきた。タケルはおっ!と避ける。タケルは白い大きな袋を召還。中から様々なものを出し投げつける。 「おまえ、なんだそれ地味かつ大胆な攻撃方法!」 「うるさいな!サンタっぽいんだよ!」 さらに星の形をしたステッキで雪を召還。さらに魔法のように吹雪を起こす。眼魔は言った。 「くっそ、前が見えないぞ。なんだこれふざけんな。ぐはっ。」 そしてタケルは言う。 「よし、今だ。決めるぞ!」 タケルはベルトのレバーを4回オン。 『ダイカイガン!サンタクロース!オオメダマ!』 するとあたりが急に暗くなり、ソリが飛んでくる。 「よっ」 と、タケルはそれに乗る。そしてガンガンセイバーに雪を吸収し構える。 「セイヤーー!!」 そしてトナカイ眼魔に思い切り切りつけ、粉砕。 「ぐはー」 と、眼魔は爆発した。タケルは降り立った。 「よし!やった!」 「ナイスドライブだな〜タケル〜」 「ユルセン……」 そのときタケルを何者かが見ていた。タケルも気づいた。 「だれだ!おまえ!」 やつは眼魔の姿をしていた。するとアイコンを押すと青年の姿に戻った。リュウだった。リュウはニヤッと笑い、去っていった。 「おい!待て!…まさかあいつが最近アイコンを仕組んでいたやつなのか?……」

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