『いじめをノックアウトスペシャル第7弾 僕にできること。君にしかできないこと。』を観て、完成された「あの空」を聴きました。
全国から寄せられた1308の言葉を、"歌" という "一曲のメッセージ" に紡ぎ上げ、想いを注ぎ込んで歌っていた、高橋みなみさん。
鮮やかに透き通る情景が目に浮かび、あたたかくてやわらかい眼差しが、やさしくて力強い言霊を僕らに届けていました。
純粋過ぎるほどに無垢な瞳の少年少女たちと共に、高橋みなみさんが歌っていた「あの空」。
遠い故郷で追いかけた空のように澄み渡ったメロディーに乗って、胸の真ん中から真っ直ぐに入り込んでくる言葉が、一人の子を持つ僕の心に突き刺さり、滲み渡りました。
自分の職業なんか忘れて、ただ素直に、率直に「いい歌だなあ。」と、僕は独り言を呟いていました。
そして、「ああ、そうか。この人が、あれだけ大人数のグループを牽引してきたんだよなあ。やっぱり、すげえ人なんだなあ。」と、148cmの小さな体でずっとずっと旗を掲げ続けてきた、その偉大さを改めて思い知らされました。
この人だから、嘘じゃない。
高橋みなみさんだから、偽物じゃない。
高橋みなみさんから出る言葉だから、本物なんだ。
だからこそ、「あの空」という曲は、本当にいい曲であると思います。
本物の言葉を持つ「ソロアーティスト・高橋みなみ」が作詞する曲を、いつか僕がメロディーをつけたい。
昨日は、僕にとっても、また一つ新しい夢が生まれた日になりました。
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