人を魅せる仕事っていうのは決して輝かしい経験だけができる訳ではなくて。 時には仲間とか応援してくれる人を先に行かせて、1人でゆっくり歩幅を緩めないと前を向けない時がある。 でもそれが世間では裏切りって呼ばれたり、非礼行為だと思われてしまったり。 そういう世間の曲がった考えとかに揉まれて、結局早歩きを強要されたり。 芸能界ってそういうところだと思うんです。 だから坂道のメンバーもそういった荒波の中で必死にもがいてもがいて、それでようやくファンに自分の輝いている姿を魅せられる。その努力に惹かれてまたファンが増えていく。 素敵なこと、ですよね。 素敵なこと、なんですよね？ 私にはよく分かりません。 柿崎芽実さん、ご卒業おめでとうございます。 これからの人生が、今までの努力が全てむくわれるような、日向の光がずっとさすような、暖かいものになりますように。