覚え書き(メモ帳)~自分専用
トーク情報まゆごん 見城徹見城徹 興味深々生さん。吉本は革命闘争に勝利出来るとは露ほども考えていないのです。絶望的な戦いであっても自分は逃げ出す訳には行かないと覚悟を決めているだけです。たとえ絶望的であっても戦い切るしかないと。それは吉本の内部の問題であり、人間としての矜持の問題です。
同時に、吉本が陥っていた人妻との道ならね恋の行方が吉本を苦しめていました。二重の過酷さの中で、吉本の目に映った「マタイによる福音書」はキリスト教の成立に至る致命的に暗い、負の捩れた感情に満ちていたのです。自己否定と暗闘する吉本が「マタイによる福音書」をバネに再生しようとした自分肯定の試み。人間の精神の営みの暗さが通り過ぎるマタイ伝に[関係の絶対性]を見い出した時、吉本の自己肯定の絶唱が読む者の胸に染み渡るのです。「マチウ書試論」が吉本の思想的出発点と言われる所以です。まゆごん 削除されたユーザー削除されたユーザー 寄り添う -銀座「クラブ麻衣子」四十年の証-
雨宮由未子著
浮き沈みの激しい銀座にあって、名実ともに一級のクラブとして君臨しつづける「クラブ麻衣子」。
前半はそんな「クラブ麻衣子」を愛し集った紳士たちの語り。後半は麻衣子ママの「クラブ麻衣子」が生まれるまで、経営、おもてなしの心がけまでを語る。
見城さんのトークで「二次会は麻衣子でした」と言っていたのを覚えている人はいるだろうか。
見城さんの麻衣子での過ごし方は「係」をひとり決めて、すべての世話を任せるそうです。
「係」になった女性はその日の体調や飲み方に気を配り、あらゆる手配などを責任もって世話する。
その「係」が退職される時は次の「係」へ細かく引き継がれ、代々見城さん係が存在するとか。
何とうらやましい話でしょう、選ばれし成功者が集う銀座夜の社交の場を覗き見るのは何だかドキドキします。
後半の麻衣子ママのその厳しくも柔らかい美しき姿勢に、女性として真似したくなるヒントがいっぱい。
男女ともにおススメの一冊です。まゆごん 削除されたユーザー削除されたユーザー 社長の腹 -おちまさとプロデュース-
おちまさと著
社長たちは何を食べている?「波瀾万丈の経営者人生」「ヒット企画を生む発想」「独自の経営哲学」など、成功する社長の秘密がこの一冊に。『週刊SPA』連載を単行本化。社長御用達のレストランガイド付き。
見城さんは25歳から365日毎日外食を続ける中、30年通い続けている店はそのうち4軒しかないとの事。そのうちの一軒「Cot」という店を紹介。「Cot」はかつて05年に閉店した「マックロウ」の正統な後継店。
755で以前「鯖=フランス語でマックロウというんだよ、マックロウには僕は思い入れがあるんだよ」と教えてくださったのが昨日のように思い出されます。(現在は「サロン・ド・グー」とお聞きしたと記憶しております)
この本は10年も昔のものなので情報としては古いのですが、「腹の割方」や「腹をくくる瞬間」だったり食欲で満たす「腹」と「生き方としての腹」をかけた人生論を、当時若手で今も活躍続ける社長たち(藤田晋氏他)が熱く語っているので
今読んでもワクワク楽しめます。まゆごん 削除されたユーザー削除されたユーザー やりぬく思考法 -日本を変える情熱リーダー9人の「信念の貫き方」-
佐藤 尊徳/著
超一流の人たちは、自分の中に「絶対に曲げない決めごと」がある。熊谷正寿、近藤太香巳、藤田晋、森川亮など、多くの人を惹きつけ、導いてきた9人のリーダーが、何かを「やりぬく」ためのポリシーや美学、葛藤や迷いを語る。
2016年4月発刊なので、最近のご活躍から発せられる言葉はまるで755でかつて学ばせていただいた言葉の総まとめのよう。〝大事なのはGNO″〝いつだって正面突破しかない″そして〝デジタル社会にこそ必要なこと″という章ではSNSとの付き合い方についても言及。読むなら今、本屋さんにGOです。