
見城徹のトーク
トーク情報見城徹 ひでひで 【20歳のソウル】
映画、今観ました。
直ぐには感想が出てこないくらい、呆然となっています。
「凄い映画を観た。」
ありふれた感想かも知れませんが、私が終わった瞬間に思ったことです。
この映画は確かに“希望”に溢れています。
人間が生きていく為の根源となることが示されている。
『1日1日を生ききること』
『自分はどうしたいか?常に自問自答すること』
この部分を思いながら、観るだけでも価値があると思います。
私は本当にドキュメンタリーを観ているような気分になり、浅野大義さんを演じた神尾さんからは、友人・家族や恋人に対する優しさを感じ、高橋健一先生を演じた佐藤浩市さんからは生徒を想う優しさを感じました。また、医師を演じた高橋克典さんからは患者を想う優しさが滲み出ていました。さらに大義くんのお母さんを演じた尾野真千子さんからは子を想う優しさが溢れていました。
皆さんの想いが詰まった映画だから、心が揺さぶられたと思います。
大義さんの想いは、この映画や音楽を通じていつまでも多くの人の心に残ると思います。
まさに、希望の物語として。
私も毎日憂鬱で大変だ大変だと言っていますが、この映画を観たら、「自分の大変さなんて大したことないな」と思いました。
まだ、何となく生きてるだけで、生ききれてないと思います。
観た今だから、これからの自分に対して逃げずに、どうしたいか考えて生きて行こう。生ききろうと思います。
毎日がギフトとの想いを持ち。
佐藤浩市さんが、最後の演奏が始まる場面で仰っていた「いくぞー。」との掛け声。市船soulと共に心に響いています。
私にとって大事な映画となりました。
多くの人に観ていただきたいと思う、またお薦めしたい映画です。