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見城徹

リッツカールトン東京はホテルマネージャーのKも最悪だった。「俺が、俺が」の典型的タイプ。そのためにはありもしない問題を作って客に「僕が解決します」と寄って来る。要は自分を目立たせたいのだ。ある日、身に覚えのない言いがかりを僕に言って来た。あまりに酷いのでKと田中総支配人、僕と僕の顧問であるS弁護士の4人で会合を持った。弁護士を連れて行くことは伏せていたから、S弁護士の登場にKは驚愕し、土下座せんばかりに僕に謝罪した。自分を目立たさせたいために事実を検証することなくデタラメを言っていたからだ。まさか弁護士まで登場するとは思っていなかったらしく、滑稽なほど動揺していた。それから10日後ぐらいに、もう1度4人で経緯を検証する会合を持つことになっていたが、田中総支配人から「Kは家庭の事情で退職しました」と連絡が来た。唖然とした。責任を取りたくなかった田中総支配人はそういう形で解決を図ったのだ。 その後、田中総支配人と何度か話し合ったが真心が全くない。しかも、現場で起こっていたことを思い込みで判断している。S弁護士は詳細な事実経過の記録を持っている。田中総支配人はこれから開業する別のホテルに異動したが、正式な謝罪はまだない。

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