５月27日 古畑任三郎に出る、第七世代 古畑「えーーーお忙しい中お集まりいただきありがとうございますぅ。ほんと売れっ子さんばっかりだぁ。皆さんどれくらい稼いでいらっしゃるんですかぁ？」 粗品「忙しいってわかってるんやったら、はよ話に入らんかぇ」 古畑「いやーーすみませんっ、スターばっかりなのでついぃ」 せいや「もしかして、トイレで殺されたスタッフさんのことでなにかわかったんですか？」 古畑「ええそうなんですぅ。いろいろと調査をしてですね、、犯人がわかったんですぅ」 昴生「はぁあ？俺らの中に犯人おるってこと？何言うてんのこの刑事？あほちゃうかっ」 古畑「えーーー始めてもよろしいでしょうかぁ？遺体が見つかったのはスタジオでしたが、殺されたのは別の場所でしたぁ。女性の力では、男性の遺体を担いでスタジオまで運ぶことはできませんので、ゆりやんさんは容疑者から除きますぅ。」 ゆりやん「あ・・私はやってない、、と申します。名前！？」 古畑「面白いお方だぁ。そしてこれを見て頂けますかぁ？犯人は隠れていたおつもりでしょうが、実はぁ、演者さんが知らない場所にあるカメラに映っていたんですぅ。犯人の影と、黒髪の頭がぁ。ですので坊主頭の都築さんはここで除きますぅ。」 都築「そうだよ！俺やってないよ！あれぇ拓実？拓実どこぉ？拓実？」 古畑「えーー誰か後藤さんを探してきてあげてくださいぃ。そしてですねぇ。身長が180cm近くある粗品さんにも、犯行は不可能ですぅ。その身長だと、あのカメラに体まで映ってしまうはずなんですぅ。」 粗品「そんなもんわかっとるわぃ。はよ犯人言わんかぇ！」 古畑「まぁまぁそう焦らずにぃ。次にですね、昴生さんは・・ありえません。除きますぅ。」 昴生「えっ？それだけっ？えっ？」 古畑「刑事の勘ってやつですぅ」 昴生「なんやそれ！！」 古畑「冗談ですぅ、あなたにはアリバイと証言があるので除かせていただきましたぁ。えーーー残ったのはっ、草薙さんと・・・せいやさんですぅ」 草薙「あああぁ、お、おれはぁああぁ、、や、やってない！！」 古畑「えーー落ち着いてくださいぃ。先ほどのカメラの映像をもう一度ご覧いただけますかぁ？はいここですここっ！これ、なんだと思いますかぁ？この肌色の部分ですぅ。後ろ向きの頭しか映ってないのにもかかわらず、肌色が見えますぅ。・・・もうおわかりですねぇ？黒髪で、小柄で、アリバイがなくて、ハゲている男性。それはせいやさん、このスタジオにあなたしかいないんですぅ！」 せいや「いやいやいや、ちょっと待って古畑さん！俺が殺した証拠はあるんですか？それだけで判断するのはおかしいですよ！誰かが俺みたいな格好に変装してた可能性だって」 古畑「えーー証拠・・・ありますぅ。厳密には、先ほどあなたから証拠を頂きましたぁ」 せいや「何言ってるんですか？証拠なんて俺はあげてな」 古畑「せいやさんあなた最初に、“トイレで殺されたスタッフさん”とおっしゃいましたぁ。んーーーどうしてトイレで殺されたことをご存知なんですかぁ？殺害場所はまだ発表でされていません。どこで殺されたかを知っているのは、警察の人間と・・・犯人だけですぅ。せいやさん、人を殺すのはドラマの中だけにしておいてくださいぃ。」 せいや「・・・俺の負けです。あいつは俺の大事な相方をバカにしやがったんです。それでついカッとなってしまって。でも古畑さん、間違っていることが一つだけあります。俺は、まだ、ハゲてはいないです」 (古畑任三郎の最後にかかる音楽)