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『曲が町になる。』
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    タクマ

    皆さん、こんばんは(*^^*)
    第25話です^ ^

    今回は結衣のクラスで起きた事件の前置きでした!

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    次回から急展開しますので、お楽しみにお待ちください!\(^o^)/

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    申し訳ありません。
    今週は休ませて頂きます。

    来週の土曜日に26話を配信します!

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    タクマ

    🎶第26話.
    「今回の楽曲についても、最後に発表します。何の曲か予想しながらお楽しみください。」-8-🎶


    **********
    **********


    ~昼休み~

    いつもの昼休みは給食を食べ終えるとすぐに始まり、それぞれ仲の良い友達と話したり、校内をうろついたりする。

    しかし、今日は違った。
    今朝のハンカチが誰のハンカチなのか、誰がキスした跡なのか、どうして拭いたのか、クラス全員が気になっているのだ。

    結衣は教室の扉や窓を閉め、前に出た。

    「あのー、思ったんだけどさ、これって別に悪い事じゃないじゃん。先生が知ったら学校で何してるんだ、ってなると思うけど、私達の中だったら問題ないと思うの。誰のハンカチなのかな??」

    みんなそれぞれの顔色を確認するばかりで、誰も出てこない。

    (困ったな〜。知らないフリしとけば良かったかな〜。)

    結衣が困っていると隆人がいきなり立ち上がった。
    いつもはムードメーカーでおちゃらけている隆人なのに、いつになく真面目な顔をしている。

    「分かったー!!今回のこの難事件、この松田隆人が解決じゃー!!」

    隆人はそう言うと2人の生徒に向き直って指を指した。

    「お前とお前だー!!!」

    隆人の指の向こうには、川本康太と川崎美優がいる。
    康太は両手でドンっと机を叩き立ち上がると、

    「俺らじゃねぇよ!!俺と美優が付き合ってるのはみんな知ってるだろ!!
    わざわざみんなの前でキスする事もねぇけど、わざわざ校内でする事もねぇよ!!」

    隆人と康太は睨み合っているが、周りはヒューヒューと言ったようにニヤけている。
    美優は顔を赤らめながら言った。

    「本当に違うよ。私と康太じゃない。」

    隆人は腕を胸の前で組み、違うかー、とさらに考え始めた。

    「あぁー!!!分かったー!!!」

    隆人は探偵にでもなったつもりか、どんどん発言していく。

    「分かったけど、これ言っていいのかな。」

    隆人は何だか意味深な表情を浮かべている。
    不思議に思った康太は隆人に質問した。

    「何??どういう事??違ってたら違うって言うだろうし言っていいんじゃない??」

    隆人が答える。

    「あぁ、みんなの前だから言いにくいんだけどさ、俺一昨日聞いちゃったんだよね。
    放課後に鈴香が克に告白してるとこ。
    盗み聞きみたいになっちゃったけど、本当にそういうつもりじゃなくて、教室に忘れ物したから取りに行ったら聞こえちゃったんだよ。」

    水曜日の告白を聞いていたのは隆人みたいだ。
    隆人の発言にみんなが驚き、鈴香の方を見る。
    たまらなくなった鈴香は顔を伏せた。
    結衣が隆人を怒ろうとすると、いつもは冷静な克が罵声を浴びせた。

    「お前な!!いつもはおちゃらけててもいいけどよ、デリカシーってもんがあんだろ!!
    ハンカチが誰のか気になってる気持ちは分かるけど俺らなわけねぇじゃねぇか!!一昨日の話聞いてたら分かるだろ!!」

    初めて見せる克の怒った姿に、クラスの全員が驚き、その場は一気に静まった。

    「……も、もう誰のでもいいんじゃないかな??そんな悪い事じゃないんだし、先生達には内緒にしとけばいいじゃん。」

    そう涼香が言うと、いつも優しい千佳が反論した。

    「で、でも、もしそのハンカチの2人が付き合ってるんだったらさ、おめでたい事じゃん。康太と美優みたいにさ、クラスのみんなに伝えた方がいいと思うんだよね。みんな絶対祝福するしさ。」

    やはり千佳の発言はどこか優しい。
    そこで結衣が恐る恐る聞いた。

    「違うと思うし、全く疑ってないんだけど、千佳と克ではないよね??最近よく話してるところ見かけるからさ。」

    今度は冷静に克が返す。

    「違うよ。バスケ部、明日から大会だからさ、体育館全面使っていいか確認してたんだよ。千佳バドミントン部のキャプテンだから。」

    結衣は嬉しそうに答える。

    「そうだよね!!」

    鈴香もどこか嬉しそうな表情を浮かべている様子だ。

    昼休みはもうあと15分しかない。
    結衣は誰のハンカチか全く分かっていない。

    「みんなゴメンね。昼休みなのにこんな暗い雰囲気になっちゃって。」

    結衣が言うと、

    「全然いいよ。実際みんな気になっていたし。」

    と涼香が言った。

    この事件は迷宮入り。
    ……する事はなかった。

  • タクマ
    タクマ

    皆さん、おはようございます😆
    第26話になります(*^^*)

    今回はクラス内の会議の話でした^ ^

    来週は解決編となりますので、お楽しみにお待ちください

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    タクマ

    🎶第27話.
    「今回の楽曲についても、最後に発表します。何の曲か予想しながらお楽しみください。」-9-🎶


    **********
    **********


    昼休みはあと15分を切っている。
    今朝結衣が見つけた口紅を拭いた跡のあるハンカチの持ち主は、未だに全く見当がつかない。
    間違いなくこのクラスの誰かなのだが…。
    結衣はハンカチを片手に持ち、クラス全員の顔を確認している。

    鈴香は、一昨日の告白がクラス全員に知れ渡った事で居心地が悪そうだ。
    瑞樹は、この話題に興味がないのか、ボーッとしている。
    克は、隆人に説教中。
    隆人は、すいませんすいません、と謝っているみたい。
    涼香は、可愛い顔で周りの友達と話している。
    康太と美優は、イチャついてるように見えるが、まぁいつもの事だ。
    千佳はキョロキョロしてクラスの雰囲気を気にしている。

    他の生徒を含め、結衣は一通り全員の顔を見終わった。
    そこである事に気が付いた。

    (ん??この違和感は何だろう??もしかして…、信じたくはないけど…。
    あの人しかいないよね。)

    結衣は再びみんなの前で話し始めた。
    もう昼休みは残り10分だ。

    「ねぇみんな!!!もう誰のハンカチか分からないけどさ、1つだけ気になった事あるから、聞いてもいいかな??」

    全員が何??と言った表情をしている。

    「涼香。どうして今日に限って化粧してないの??毎日化粧して来てたのに、何で何もしてないの??」

    結衣の言葉を聞き、全員が涼香の方を見る。
    涼香は驚いた表情を見せた。

    「きょ、今日は朝時間がなくて出来なかったんだよ!!」

    涼香は慌てている。
    結衣は涼香の反応を見て確信を得たのか、畳み掛けるように発言する。

    「いつもだったら休み時間とかにも化粧してるのに??
    あれ??瑞樹、何か付いてるよ??」

    結衣が急に瑞樹に話を振ると、全員が瑞樹の方を見た。
    すると瑞樹は慌てたのか、とっさに口元を手で拭く動作をしてしまった。

    あ。

    クラスの全員が目撃者となり、瑞樹は全部を白状する事にした。

    「実はさ、2週間前から涼香と付き合ってて、今日の朝2人で話してて、去り際に……」

    ヒューヒュー!!!

    さっきまでの暗い雰囲気とは一転し、瑞樹と涼香を冷やかしている。
    なんだかんだでこのクラスは仲が良いのだ。
    涼香も言い訳をする。

    「いつかは言おうと思ってたんだけど、タイミング無くてさ。私達部活も一緒だし結構仲良くしてるから、いつかは自然に分かるんじゃないかな、って思ってたんだけど。」

    すると、隆人が割り込んできた。

    「まぁ、めでたしめでたしだな!!」

    隆人の言葉にすかさず克がツッコミを入れる。

    「色々ややこしくしたお前が言うなよ!!」

    「いいじゃねぇか!!あ、そうだ、克!!お前さっきの事ここで言っちゃえよ!!」

    ………。

    クラスのみんなはさっきの事って何??と言わんばかりの表情で克を見る。
    克はソッと立ち上がると、鈴香の方を向いた。

    「一昨日は思い切って気持ち伝えてくれてありがとう。その時は大会の事で頭いっぱいで…、曖昧な返事になっちゃって、ゴメン。
    あの、結局何が言いたいかって言うと、

    大会が終わったら俺と付き合ってほしい!! 」

    えぇーー!!!と言った表情の鈴香。
    両手で口元を隠し、込み上げてくる涙が腕を伝う。
    あまりの嬉しさに何も言えない。
    結衣が近寄っていく。

    「やったじゃん!!」

    「う、うん!!!」

    鈴香は涙を流しながら、克の方を見つめ、必死に声を出した。

    「よろしくお願いしますー!!大会頑張れっ!!」

    おぉーーー!!!

    クラス内に響く歓声は、昼休みの終わりを告げるチャイムをかき消し、先生が来るギリギリまで盛り上がっていた。


    結局、瑞樹と涼香が付き合っていて、朝ちょっとした雰囲気でキスした、というオチでこの事件は幕を閉じた。
    さらに、鈴香と克のカップル成立というオマケがついたが、1人さえない顔をしているようだ。


    **********
    **********

    ~放課後、鈴香の家~

    2人は相変わらず、勉強会という名ばかりの〝おしゃべり〟をしている。

    「今日色々あったねー。」

    結衣が呟く。

    「結衣の名推理もあったしねー。何で2人って分かったの??」

    「まずは涼香が化粧してない事に違和感を感じて、女の子はきっと涼香だろうな、って思ったの。
    そして男子は誰だろう??って考えた時に、同じ部活で仲が良い瑞樹かな、って。」

    「そっかー。凄いね。」

    鈴香の返事もどこか上の空で、どこか空気が重い。
    鈴香が口火を切った。

    「結衣、大丈夫??
    結衣が瑞樹の事好きなの知ってるの私だけだけどさ、瑞樹と涼香、付き合ってたんだね。」

    「私バカだよね。でしゃばって自分で解決した事が失恋なんだもん。
    ハンカチの件は解決したし、クラスの雰囲気もさらに良くなったからそれはいいんだけど、このモヤモヤは未解決なままだよ。」

    鈴香は黙って聞く事しか出来ない。

    「ねぇ、鈴香!!少しだけ泣いてもいい!?」

    結衣はそう言うと鈴香の胸に飛び込み、思いっきり泣いた。
    正直な想いを全部吐いた。

    そして涙が枯れ、泣き止むと切り替えたように鈴香に言い放った。

    「でも良かったね!!本当に心から祝福するよ!!
    もうっ!!羨ましいぞ!!この野郎!!」

    こうして、赤晴中学校2年生にとって、大きな大きな1週間が終わった。


    『制服を着た名探偵』


    (おしまい。)

  • タクマ
    タクマ

    皆さん、こんにちは(*^^*)
    第27話になります😁

    本日で今回の楽曲の話は完結です\(^o^)/
    その楽曲は、
    「制服を着た名探偵」
    でした

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    トークの紹介文に楽曲の割り振りを書いていますので、気になった回だけでも嬉しいので是非読んでください!(*^^*)


    そして、来週から暫くの間、お休みさせて頂きます>_<
    また再開はしますので、その時まで楽しみにお待ちください!

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  • タクマ
    タクマ
    まよっこん〜ララ〜
    タクマさん、お久しぶりです❣️ 携帯を変えたら、前のアカウントが消えてしまって…

    お久しぶりです(*^^*)
    前のアカウントが消えるのはかなりショックが大きいですね…😓

  • タクマ
    タクマ
    まよっこん〜ララ〜
    でも、またフォローしたので、よろしくです!

    今は申し訳ないことにお休みしております😓

    でもまた再開しますので、よろしくお願い致します!

  • タクマ
    タクマ
    渚カヲル(最後のシ者)
    おはようございます。┠('◎'зз) 彡話読みました。楽しめました。物語を作る事にチャレンジする事が素晴らしい。また違う話も読みたいです。頑張って

    有難うございます!😅