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と、更に怒鳴り散らす マスター)ちょっとまて、確かにうちはバカ、アホ、カスだが、お前に頭がおかしいとか言われたくねえわ!つうか、その頭がおかしくなかったらお前たちは存在しなかったんだぞ!?酷いじゃないかっ! ハルナ)それとこれとは話が違います!とにかく、貴女なら簡単にできるでしょ!? と、言う。が マスター)ハア・・・ハルナ、そんな事は無い。私は才覚者じゃない・・・それに、私が探しているモノは私で作る事はできないし、ましてや代用はできないシロモノなんだよ・・・ と、先ほどとは打って変わった静かな声で言い切る ハルナ)?じゃあ、マスターが探していたモノって、何ですか?

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マスターとハルナ(達?)が話し合うだけのトーク
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    マスター)で、さ・・・つくづく嫌気が差しているのが、自分の性格、なんだよね・・・最近、どんどん性悪になっているのが自覚できるからなおさらイライラのネタ。あと、最近の事件について・・・

    ユキナ)・・・最近の事件については考えないほうがいいわ。それより、そこまで性格変わったかしら?

    マスター)うん・・・すっごく、最近他の人のトークを見てまあ、アレコレ色々文句を心の内で言いたい放題してるし・・・あ~・・・・!ほんと、うちって性悪!!←二杯目を飲み干して机の上に突っ伏す

    ユキナ)そ、そうだったの・・・(苦笑)

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    それから数日後

    マスター)・・・・・・←ボーっと窓の外を眺めている

    ハルナ)!・・・(また、あんな目をしてる・・・(マスターの目には、何が映っているんだろ?))←失礼しますと、言いながら入ろうとするが、マスターの様子に気づき、声を失って固まる

    マスター)・・・・・・←ハルナに全く気づいていない

    ハルナ)・・・・・・マスター←と、ボソッと言ってみる

    すると

    マスター)!ああ・・・ハルナか。どうした?

    と、漸くハルナに気付き振り返りながら笑顔で問う

    ハルナ)・・・まあ、最近、話し合いとかしてなかったんで・・・

    マスター)ああ~、そうだな。いいよ?久しぶりに話し合いでもしようか

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    と、立ち上がりお茶を出しながら言う

    ハルナ)・・・あの、マスター

    マスター)ん?何だ?

    ハルナ)・・・マスターは、「探しているモノ」があるって、言ってましたよね?以前・・・

    マスター)ん?ああ、そうだな・・・ああ、そうそう、それの続きでも話すか?

    ハルナ)え、あ、はい(?今日のマスター・・・何か変?)

    と、思いながらもマスターと向かい合って座る

    マスター)で、その、「探しているモノ」、うちは今まで何を探しているのか忘れてしまっていた。これは言ったかな?

    ハルナ)えーっと・・・言って、無い。と、思います

    マスター)そうか・・・まあ、私は馬鹿だから、探している途中で何を探しているのかわからなくなっちゃったんだよね~w

    と、謎に暢気な顔と声で言う

    ハルナ)は、はあ

    マスター)でも、最近さ、何探しているのか、思いだしたんだよね~

    と、嬉しそうな笑顔で言う。どうやら、マスターが変な様子だったのはそれが原因らしい

    ハルナ)!?そうなんですか?・・・嘘じゃありませんよね?

    マスター)うわー、酷いわ~、ハルナ。うちを疑うとか

    ヨヨヨヨヨ、と馬鹿にするような演技で泣真似をする

    ハルナ)ふざけないでください。いっつも話をわからなくしていたマスターが悪いんです

    マスター)・・・まあ、確かにいえるね

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    と、苦笑しながら答える

    ハルナ)・・・じゃあ、それが本当だとして、見つかるんですか?その、思い出した探しモノは

    と、身を乗り出しながら問う

    マスター)ああ、悪いけど、「一生」見つかんないかもしれない事がわかったw

    と、あっさりとさっきより明るい笑顔でハルナの予想を裏切る答えを言う

    ハルナ)!?どう言う事ですか?探しモノが何なのかわかったなら、普通「早く見つかりそう」とか、「もう見つかった」とか言うでしょ!?どう言う意味なんですか!?

    と、笑顔を見てブチっと何処かしらキレたハルナはマスターに怒鳴り散らす

    マスター)!!!???うへ!?ちょ、ハルナ、おち

    ハルナ)まさか、元から「無いモノ」を探そうとして、そう言う事を言うんでしたら当然です!幾ら探したって見つかりもしませんよ!

    マスター)!あ、別に元から「無い」ってわけじゃなかったんだ

    ハルナ)じゃあ、何で「一生見つかんない」とか言うんですか!?頭おかしいじゃないですか!?あるなら代モノでも事足りるでしょうし、貴女なら新しく作る事も可能でしょう!?

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    と、更に怒鳴り散らす

    マスター)ちょっとまて、確かにうちはバカ、アホ、カスだが、お前に頭がおかしいとか言われたくねえわ!つうか、その頭がおかしくなかったらお前たちは存在しなかったんだぞ!?酷いじゃないかっ!

    ハルナ)それとこれとは話が違います!とにかく、貴女なら簡単にできるでしょ!?

    と、言う。が

    マスター)ハア・・・ハルナ、そんな事は無い。私は才覚者じゃない・・・それに、私が探しているモノは私で作る事はできないし、ましてや代用はできないシロモノなんだよ・・・

    と、先ほどとは打って変わった静かな声で言い切る

    ハルナ)?じゃあ、マスターが探していたモノって、何ですか?

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    マスター)・・・言う必要、あるか?(ニヤリ

    と、不敵な笑みで問い返す

    ハルナ)イラッ)ええ、教えてくれませんよね。知ってました

    と、苛々した声で返す

    マスター)わかってくれれば結構w

    と、いつもの笑顔に変わる

    ハルナ)はあ・・・でも、いっその事

    マスター)?

    ハルナ)いっその事、こんな「殺伐とした馬鹿馬鹿しい」世界なんて、見捨てて投げ捨てればいいじゃないですか。なのに、何でしないんですか?

    と、不満そうに言う

    マスター)え?あ~・・・まあ、まだ、それでも「面白い」世界だからかな?w

    と、当然の様に笑って言う

    ハルナ)・・・嘘じゃないですよね?

    マスター)これの何所が嘘だと?

    と、また笑顔を見せる・・・

    ハルナ)・・・(どうみても、演技じゃないわね)嘘じゃないです

    マスター)ハハッ!そうだろ?

    と、磊落に笑いながら言う

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    それから数日後……

    マスター)・・・・・・

    ハルミ)・・・マスター、その顔やめて。キモイ

    マスター)え?!何その酷い発言(泣)

    ハルミ)いや、どう考えたってそうでしょ?顔は笑顔なのにキレてる感半端無いのはさ

    と呆れた顔で言う

    マスター)ムムムムムム・・・

    ハルミ)まあ、あんたみたいに「自分の心柱」みたいなモノがああ言う奴等にはないの。あったとしても、マスターみたいな「堅牢堅固」な心柱じゃなくて、他人が少しつついた程度で瓦解するような「軟弱」な心柱なの

    マスター)ふーん・・・なるほどな。でも、わからないわ~人の意見に左右されたり、「死ね」とか「消えろ」etc程度の言葉で瓦解するようなその「心柱」になるなんてさ

    ハルミ)・・・ひとつ、言えるのは、マスターが「馬鹿馬鹿」か「アホアホ」もしくは「超鋼メンタルの精神力」か「超自己中心的」だからの四択だからじゃない?

    マスター)あの~、何か滅茶苦茶酷い事言ってませんか?ハルミさ~ん?(汗)

    ハルミ)現実をみなよ、現実を

    マスター)まあ、前半二つは認めるとして(←認めるのかい?!)超鋼メンタルの精神力とか、一番ありえないわ

    と、完全否定の顔をする

    ハルミ)そう・・・・まあ、あなたにはわからないでしょうね。「普通」じゃないんだから

    マスター)・・・まあな

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    マスター)ハア・・・「普通」じゃない・・・か

    確かにそうだ。自分は、一生『「普通」じゃない』と言う半分レッテルに匹敵するモノを張り続け、自覚していなきゃいけない

    マスター)全く、「死ね」だ「消えろ」だのetc言われたからって、それで自殺考えている奴はある意味「平和」だな・・・

    「自分」と言う者を嫌と知り尽くし、嫌われない努力とか苛められない努力をしていれば少なからずそう言う事は言われないと思うのだが・・・

    マスター)・・・まあ、知り尽くしたからと言って、それが全部「いい」方に向かうとは限らないからな~・・・

    現に、知り尽くして「自分」に幻滅している人間がうちなのだから、「普通」の人達が「自分」を知り尽くしたとなると・・・あ、面倒臭くなってきた

    マスター)・・・まあ、自分は自分だから、どうでもいいか・・・フアッ~(欠伸)

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    この世の中の人間の大半は「普通」の人間の筈だ。例え、25分の1(それよりは本当は大きいかもしれない)の確立が自分のような人間でも、それでも周りのほとんどは「普通」の人間・・・だが

    マスター)・・・どうも、狂い始めてきたな~・・・

    まるで、小さな歯車が噛み合わなくなり、大きな歯車さえも止めてしまうほどに。以前なら一年に起こるか起こらない程度の事件が、嫌に多発している・・・正直言って、おそらく私以外の人間でも「異常だ」と感じるぐらいに

    マスター)・・・今の道徳の授業って、あまり身にならないしな・・・

    人間、考えている事など十人十色、千差万別・・・ましてやうちのような人間だとさらに拍車がかかる。同じ様に感じていても、考えている事が全く違うのなら、その逆、考えていることが同じでも感じている事が全く違うともいえるのだ。はっきり言って、今の道徳の授業ほど無駄かもしれない授業はない

    マスター)ん~・・・六法全書の内容を全て暗記する・・・なら、いいかもな。大人になったとき必要になる確率一番ありそうだし・・・後は、宗教的な授業か?

    まあ、宗教に関しては無頓着感が世界でトップのこの国じゃ、一番いいかもしれない・・・あ、でも、反対派多そう

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