yujiのトーク
トーク情報- yuji
yuji ↑ 『トラブルを楽しむ。』
この8文字の背景に見城さんの普段のお仕事の大変さを感じさせられます。
どれだけ計画を練って実行に移しても、どれだけ相手のことを想って仕事しても、ちょっとしたことで、当初予定していたゴールとは程遠いところに行ってしまう。しかもそれが極稀でもなく…
だからその都度悩むのではなく、楽しんでしまおうと。
大変失礼かもしれませんが勝手に想像して、そのようにお見受けします。見当違いであれば申し訳ございません。そんな勝手な想像をしながら、私は『見城さんでも思い通りにいかないこともあるんだから、自分なら尚更だ。トラブルが起きても悩むな楽しむしかない。』と自分に言い聞かせて前に進もうとしているところです。
4月から新しい所へに異動となり、初っ端から大きなトラブルの引き継ぎがあり、少し憂鬱な気分でここ数日を過ごしていた自分にとっては、この見城さんの8文字の投稿が少し心を軽くしてもらえたような気がします。ありがとうございます。 yuji 見城徹見城徹 yujiセンチュリーをお使いになってるんですね。ずっと気になってました。『読書という荒野』を書店で何気なく手に取り購入して読んだのがきっかけで それ以降見城さんの言葉が心に気持ち良く響くようになりました。今は通勤時の車内で信号待ちの時に『憂鬱じゃなければ仕事じゃない』を1タイトルずつ読んで 仕事のモチベーションを上げてます。極端こそわが命〜これほどの努力を…の部分が好きで ここは繰り返し読んでます。いつも乗っているのはヴェルファイアとアルファードです。センチュリーはマイバッハを売って1年前に購入しました。ヴェルファイアが僕にとっては乗り心地が一番良く、殆どはヴェルファイアに乗っています。僕は免許を持っていませんし、車のことは全く解りません。
普段は内部が特別仕様ヴェルファイア、人数が多い時はアルファード、お澄ましする時はごく稀にセンチュリーという感じです。yuji 削除されたユーザー削除されたユーザー すべて見城さんに教わったことです。
ちょうど昨日、自分の本に書いた。文体や表現すら見城さんのまんまになってしまう。
段取り通りに進む仕事からは熱狂は生まれない。
「ネオヒルズジャパン」で奇天烈なヒットを飛ばしたことで編集部に異動することになった。1冊目に企画したのが出版界の革命児・見城徹の『たった一人の熱狂』だ。「書籍を作ったことがない人間が見城さんの本を作るなんて危険すぎる」「下手な仕事をしたら出版界で生きにくくなるぞ」と周りから散々言われた。意味が分からない。最初から負けることを考えて戦いにいく馬鹿がいてたまるか。結果、伝説の編集者と作った僕の編集処女作は、累計12万部のベストセラーとなった。
見城さんの五体からは爆発的なまでの熱狂がほとばしっていたが、僕も発狂していた。20時間近くある取材テープを通勤電車など時間があればとにかく聞きこんだ。すべての発言を完璧に記憶して口を開けば見城さんのことばかり。ライターには気が狂っているといわれ、妻には見城さんと結婚しろと言われ、まだ喋りだしたばかりの子どもは強面の人がテレビに出ると「けんじょーさん」と言うようになった。しかし、大変なのは本ができたあとだ。営業部や宣伝部とチームプレイで売っていく。他の社員にとって僕の熱狂など知ったこっちゃない。
すると見城徹がみるみる怒り始めた。「遅すぎる!搬入日をあと2日前倒しにしろ!」「幻冬舎の流通を使え」。双葉社は無理だという。それは当然だ。通例で考えたら無理なことばかり。僕は板挟みになりながらそれを伝えると「箕輪、よく聞け。無理はなあ、通すためにあるんだよ!」と一蹴された。僕はその言葉に痺れた。そしてその瞬間に見城徹のいる幻冬舎へ行かなければダメだと思った。
与えられた仕事を段取り通りにこなす。そうすれば失敗しても大きな傷は負わないだろう。しかし、そんな予定調和からは何も生まれない。無理と言われたら突破する。ダメだと言われたら強行する。僕は半ば意識的に予定調和を破壊する。ありえない日程で出版まで駆け抜ける。イベントをドタキャンする。泥酔状態で偉い人との会食に行く。社会不適合者だと後ろ指をさされても、これでいいのだ。いや、こうでもしないと、周りも自分も弛緩してしまう。いつ刺されるか分からないから危機感が生まれ、どこに宝が埋まっているか分からないから血が沸くのだ。ギリギリの綱渡り。どっちに転ぶか危うい状態でなんとか落ちずに走り続ける。そうやって仕事をして初めて鮮やかな結果が出る。
30万部のベストセラー堀江貴文の『多動力』をマンガ化したときも、通例は全部無視した。ビジネス書のマンガ化は大体フォーマットが決まっている。オフィスが舞台で主人公はOL。そんなことをしても面白くもなんともない。一冊も売れなくてもいいから無茶苦茶なことしたい。「無人島を舞台にするしかない」と思いついた僕は、最後までホリエモンに見せることなく作った。事前に相談していたらこんな意味不明なアイデアは却下されるかもしれない。予定調和を打破するためには黙ってやるしかなかった。結果は大成功だった。
格闘家・青木真也。相手選手の骨を折り、動けなくなった相手の目の前に中指を突き立てる。傍若無人。問題児。「いつかこのクレイジーガイの本を作りたい」。僕の想いは著書『空気を読んではいけない』として実を結んだ。
青木真也といえば、格闘技好きの間では有名人だが、格闘技ブームが去った今、1万部売れれば奇跡だ。売りようがない中、青木真也と僕はゲリラサイン会を計画した。ツイッターで「サインほしい人がいたら〇〇書店で本を買って店の前に来てくれ!」と呼びかけた。しかし本屋から幻冬舎営業部にクレームが入った。サイン会の問い合わせが店に来て混乱を招くというのだ。「サイン会をやる場合は、事前に申請を」と言われたが、事前に攻撃しますと宣言するゲリラ兵などいてたまるか。僕は答えた「申し訳ないのですが、本のタイトルは『空気を読んではいけない』ですよ」と。営業部には迷惑をかけてしまったが、新聞記者がおもしろがり、ゲリラサイン会を大きな記事にしてくれた。新聞というのは不思議な権威があり、ゲリラサイン会は市民権を得て次第に大きな現象になっていった。『空気を読んではいけない』は格闘技本の常識を覆し、3万部のスマッシュヒットとなった。実は誰もが日常に退屈している。誰かが作った空気を破壊してくれる人間を求めているのだ。