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としとしのレビュー部屋
トーク情報としとし@るームメイト りこりこ 「この世界の片隅に」
私はこの15年間生きてきて、みんなから見ればそれは少ない年月かもしれないけど、でもその中で、たぶんこれからの人生でもこれ以上の名作に出会うことはないと確信した。
泣かせる映画でもなければ、戦争を全面に押し出した映画でもない。
だけど自然と涙が溢れ出て、戦争というものについてすごく考えさせられた。
なんかね、なんかね、すごいの。
私の語彙力ではすごいしか出てこなくて伝わらないのが悔しいからとりあえず見てほしいんだけどただただすごい。
戦争が怖い、やりたくないって素直に思うの。
そんな綺麗事みたいに戦争は起こしてはいけないとかじゃなくて、ただの1人の日本人、人間として戦争なんかしたくないって思った。
戦争が終わることがラジオで天皇から告げられた時、なぜか悔しいって思えた。怖いくらいに悔しくて、それくらい感情移入をしていたんです。ここまで人を殺して、辛い思いをさせて、奪ったものはもちろん命だけじゃなくて沢山のものを奪って、それでなにも得ずに負ける悔しさ。惨めでしかない。ほんとに惨め。最悪。
そしてね、戦争が終わる2年前、普通の生活がそこにはあって、戦争してるはずなのにみんな陽気で元気で。ましてや戦争が始まる数年前なんて、当たり前に生活があって、子供がいて大人がいて、たくさんの笑顔があって。
今に置き換えたら、今の生活が、戦争の数年前にはあって。
それを見てたら怖くなっちゃった。今から数年後戦争が起こっても何にもおかしくないんだって頭によぎった。それが1年後かもしれないし5年後かもしれない。10年後かもしれない。でも戦争が起こってもおかしくなくて、それを考えたら怖くて怖くてしょうがなくて。
今の世界情勢考えてもいつ核爆弾が使用されてもおかしくないから、自分もみんなもいつ死ぬかわからない。
だからね、この映画見て私が感じたこと今思えば、今笑おう。って事なのかな。
今、笑える時に精一杯笑おう。
笑えたら幸せじゃん。
みんな笑顔ならそれでいいじゃん。
いつか笑えない日が来るならその時の分今笑っとこう。
世界で笑える総量が決まってないならたくさん増やして、たくさんみんなで笑おう。
笑えるって幸せだなって改めて思った。
戦争を止めるなんて無理かもしれない。偉い人が決める事でちっぽけな私たちが反論したところで止められない事かもしれない。
諦めてるんじゃないよ。だって嫌だもん。怖いもん。戦争なんてやりたくない。
でも、そんな辛いこと考えるんじゃなくて、今笑える幸せに感謝して、笑うのが1番じゃないのかな。
今まで、散々戦争を止めるために声をあげようって755でもいってきたけど、そんな考えが180度変わる作品。
先の辛いことを考えるんじゃなくて、今の当たり前に感謝して、今を見つめて今を生きよう。
私たちにできること。
それは今を一生懸命生きること。
笑おうって言ったけど、泣いたっていい。落ち込んだっていい。その次の日、次の次の日に笑えれば。悔しくて泣いたら一生懸命考えて、一生懸命頑張って結果を出して笑えばいい。落ち込んだら誰かに相談して一生懸命答えを出して笑えばいい。
「この世界の片隅に」
きっと次の世代につながる名作。いや次の世代に繋げなければいけない名作。
この作品に出会えてよかった。
上映後に拍手が起こる作品。みんなが呆然としてる作品。パンフレットに列ができる作品。初めて出会った。
この名作に出会えた1人として私は一生懸命に今を生きる、それが私がすべきこの作品を作った全ての人に対する敬意と感謝。
こんなかっこつけて文章書いて見たけどなんか恥ずかしいから最後に1つ。
のんちゃんやっぱりすごい。としとし@るームメイト マルチェロマルチェロ 「ミネルヴァよ、風を起こせ」公演 初日を観て
2月28日に外山大輔プロデュース公演「ミネルヴァよ、風を起こせ」公演が幕を開けた。
幸運にもこの初日公演のプラチナチケットを引き当て、劇場で直にその熱を体感した者として感じた事を記したい。
開演前に並んでいて気付いたのは、若いお客さんが多いということ。おっちゃん率が低いように思った。
影アナが終わり照明が落ちて、いつも”来たー!”となる瞬間に何やらヒューヒュー言ってる。風の音だ。
鳴り響いたovertureは、聴いた事のない音源だった。M00 overture(ミネルヴァ公演ver.) である。
ギターの轟音がとどろくワイルドなサウンドに、一気に興奮が高まったのは、私だけではないだろう。クソカッコイイ。
メンバーの赤い衣装が暗がりに見えた時、M01 「重力シンパシー」が始まった。
一曲目には注目していた。どの曲から入って来るのか?どんな雰囲気に始まるのか?外山さんはどんなアプローチで仕掛けて来るのかと。
蓋を開ければ、もろにAKB48だった。そして100パーセント混じり気のない黄金のAKB48ナンバーに、私は叩き飲めされた。まさかこんなど直球で来るとは。
「重力シンパシー」はバスがカーブを曲がる時に生じる重力に、君と僕が世界を共有する曲だが、この曲のG(重力加速度)はロケット級。イントロから猛突するビートに、歌詞に同じく、客席はみんな一緒に仰け反った。
仰け反りながらも目を広げれば、とにかくみんな可愛い。全力で可愛い。そして楽しそうだ。
揃った振りも小気味良く、トップスピードのまま曲は終わる。
M02、ゼ、ゼ、ゼゼゼゼゼゼゼ「ゼロサム太陽」だ。チームK×俊龍!!!!
センターに立つなぁちゃんの表情がかっこいい。痺れる。
明るく楽しい一曲目から、激しさは残しつつ、ハードボイルドで哀愁さえ漂うこの曲へのシフトチェンジ、これは一言最高。
M03 「私たちのReason」俊龍曲連投!切な系美メロ曲へ。
メンバーの透明感が素晴らしい。淀みないパフォーマンスにも目が離せない。
なんでこのメンバーなのか?なんでこの曲なのか?なぜ外山大輔公演なのか?理由は分からないけど、この雰囲気いいね!
M04 「ラベンダーフィールド」極上ポップス過ぎる。テロテロしゅわしゅわなシンセサウンドとアッパーなビートが気持ちいい!振りも腰をフリフリ楽しいのなんの。
ただ唯一残念なのが、私の鼻がぐだぐだで、劇場内に振り撒かれたラベンダーの香りが堪能出来なかったこと。どうやらこの公演は風邪気味では完全堪能出来ないらしい。
ユニットに入って、M05 「コップの中の木漏れ日」ついに外山さんの曲が登場!
これはセンターのゆいりーに目が釘付け。ふわふわして可愛いのに、ダンスはキレキレ。圧巻のパフォーマンスだった。
しなやかな動きと、キュンとする歌声に心が洗われる。素敵。
Akira Sunsetさん曲登場!
M06「オフショアガール」(ha-jさん共作)
しかも、、、市川愛美のソロ。さっきのMCで、「◯◯公演の初日メンバーに選ばれたの初めて」って涙流してたの彼女。
”やっと来たよ 風が変わった”って、もう完全にシンデレラガールですわ。ビーチのシンデレラ。すっごい輝いてる。
バックダンサーのピュアな感じも良い。そして外山さんとAkiraさんの友情が沁みる。
M07は割愛させて頂きます。嘘(笑)
「夢でKiss Me!」中西智代梨ソロ。チーム外山笑いの切り札がまさかのソロ曲で登場。
でもなんか一生懸命な感じで、なかなか可愛いかったな。緊張してた。「オフショアガール」もだけど、これ転調曲だから歌うの難しいんだよね。
メンバー扮する取り巻きヲタの暴れっぷりには腹を痛める。”ちよりは俺の嫁”Tシャツ、グッズ販売してくれ。
M08 「口移しのチョコレート」
センターは大西桃香。この公演で驚いたことの一つ、この子の存在感。瞳の輝きと溢れ出るピュアネスが凄いのなんの。びっくり!
脇を固める茂木舞木のセクシーさも堪らないけど、センターに大西が立つことで、清涼感のある背伸びしたエロスが生まれてる。
外山さんが贈るエロスパート続きます。
M09「おしべとめしべと夜の蝶々」
岡部麟と清水麻璃亜による快演、いやこれは怪演。秘密めいた妖艶な岡部と、まるで岡部に洗脳されたかのような清水が繰り為す世界には、妙なリアリティがあった。
エロスを洗い流すようなしっとり曲パートへ。
M10「記憶のジレンマ」
SKK47の鬼才、でもちょっぴり奇人な白戸佑輔さんの曲。これも秀逸だった。曲調とメンバーのマッチングが完璧。センター福岡聖菜も入神の表情。切ないね。
MCを挟んで引き続きしっとりパート
M11 「不器用太陽」
あらためていい曲。ダイナミックな展開も良し。メンバーもますます美しい。
とにかくひたすらに神曲、何も言葉がないのよ。
M12 「夏の前」
この曲初めて聴いたけど、透き通るような淡い曲で一発で好きになった。忘れてたあの気持ちが蘇る、AKBグループならではの奇跡に満ちた曲。
HKT曲連発!
M13 「Make noise」
外山さん史上最強のEDM!この音圧は劇場でしか味わえないと思う。ビキビキのドゥンドゥン、骨まで届く。
間奏部でダンスがかなり激しくなって、ラスサビに入る瞬間に、暗闇でニヤッと不敵に笑った谷口めぐがまさにドーベルマンだった。
それとステージ上手に陣取る後藤萌咲の、長い手足を生かしたダンスが圧巻。強烈に惹きつけられる。逸材。
M14 「君のために僕は…」
ダイナミックな転調曲が並ぶ。クール!!
覚悟と決意を感じさせるこの曲、気概あるメンバーが集結したこの公演の本編ラストにぴったり。
EN1〜EN2 「10年桜」〜「大人列車」
涙。ひたすら涙。。。高橋栄樹監督が紡いだ二作品のMVストーリーが劇場で新たに描かれる。分かっていても堪えられない。みんな笑顔なのが最高なのよ。感動。
EN3 「混ざり合うもの」外山さん曲連投。
思えばこの公演はまさに混ざり合うもの。特にもチーム8の4人が混じった事で想像を超えた化学反応が起きてる。もはや箱推しの言葉すら色褪せる。
EN4 「風は吹いている」アンコールラスト曲。
この曲に新しい命が吹き込まれた。震災の復興ソングからAKB48再興のシンボルソングへ。
ここには傍観者はいない。力強いパフォーマンスが胸を打つ。たしかに風は吹いている。
以上が実況的感想。以下は雑感をまとめる。
(続く)としとし@るームメイト マルチェロマルチェロ (上から続く)
〈輝き〉
これほどメンバーが輝いている公演はいつ以来だろう?とにかくメンバーがキラキラと輝いていた。ステージから放たれる輝きに包まれて、幸せな気持ちに包まれた二時間はあっという間に過ぎた。
〈横一線の関係とチーム感〉
若いメンバー、チーム8メン、岡田奈々や武藤十夢のような選抜メンといった、キャリアの違うメンバーで構成される本公演だが、横一線のフラットな関係性を感じた。
実際に各曲のセンターはバラバラで、ポジションも前後にどんどんシフトする。キャプテンやリーダーの肩書きもない。つまり序列なきメンバー構成と言える。
公演においても、誰が誰に遠慮するわけでもなく、実に生き生きと自分の表現、チームの表現に集中していたように思う。
面白いのは各々の弾ける個性が、結果としてチーム感となっていることだ。いや本当に凄いチームだ。
〈衝撃のカルテット〉
メンバーが発表された時、話題になったのはチーム8からの抜擢、当然4人は本公演の注目の的である。
しかしながら、この大西、舞木、岡部、清水の四人、想像を超えて最高だった。まさに衝撃のカルテットである。これはもう観てくれとしか言えない。なんかこう初めてAKBに興味を持った頃のわくわくを思い出しちゃう。そんな好奇心を刺激する本公演の劇薬がこの四人。
〈作曲家のセトリとは?〉
外山さんは作曲家ということで、当然セトリに注目が集まる。もちろん私も注目していた。
それは”発掘曲”みたいな楽曲群に埋もれた神曲をピックアップする事だったり、組曲のようなスケール感のある構成だったり、リアレンジつまり既存曲を編曲し直して新たな曲にする手法などをイメージしていた。
実際に公演が蓋を開けた時、少なくとも私には驚きの方が大きく、良い意味で裏切られるセトリであった。
何が裏切られたかと言うと、外山さんが作曲家という立ち位置で公演に臨まなかった事が大きい。外山さんはある意味”作曲家”の肩書きを捨てて、公演と向かい合っていた。
AKBの公演の魅力とは何なのか?ファンは何を求めて劇場へ足を運ぶのか?どうすればメンバーの魅力を引き出せるのか?といった、言わば劇場公演の本質を軸にセトリを組み立てていたように感じた。
冒頭のザ・AKBな華やかさ、笑いがあって涙があって、ちょっぴりエロでときめいて、それはまるで人生劇場、けして洒落たジュークボックスではなかった。
ただし楽曲を覗けば、やっぱり良い曲揃えてる。転調率も高い。発掘曲もある。
でもやっぱり、神セトリと絶賛されている本公演のセトリは、プロデューサー外山大輔の人間味溢れる手料理なのだ。
〈外山楽曲の存在感〉
セトリと関連するが、外山さん自身が書いた曲のインパクトが凄い。抜きん出るものがあった。
外山大輔公演でありながら、自身の曲はわずか4曲、しかしながら作曲家外山大輔の凄さを印象付けるには充分すぎるパンチ力だと思う。特にも「Make noise」の格好良さと、「大人列車」の心に訴える響きは言葉に出来ない。
作曲家外山大輔の名は、本公演を通じて、AKBグループファンに刻みつけられる事だろう。
〈なぜ外山大輔公演なのか?〉
ある日突然755で秋元先生から指令が下されたこの公演、そもそも何で外山大輔公演なのかと思った方も少なくないと思う。
私は当初、この公演はSKK47、つまりAKBグループを支える作家陣による公演の意味合いが強いのかと思っていた。その中で若い外山さんが抜擢されたのではないかと見ていた。
しかし、この初日を観て、その考えは間違っていたと思っている。この公演は外山大輔公演でなければならない。その理由を書こう。
外山さんのキャリアは異色だ。なにせいつの間にか作曲家になってたと言うのだから。
またほとんどAKBグループにしか曲を書いていない。デビューもSKE48の「12月のカンガルー」である。つまりAKB生え抜きの作曲家とも言える方だ。あるいはAKBグループとの出会いが、外山さんの人生を変えたと言ってもよいと思う。
そもそもAKBグループの曲は、秋元先生が選んでいるのだが、キャリアなんて関係ない。良い曲が選ばれるのだ。そして外山さんはそこから頭角をあらわした。
本公演はそんなAKBの楽曲採用と重なるところがある。キャリアじゃなく、今最高に輝けるメンバーを集めている。あるいは外山さんが、”君はもっと輝けるよ”と思うメンバー。
そしてこの公演においては、全てのメンバーにチャンスを与えた。誰よりも輝けるチャンス、もう一段階高いレベルになれるチャンス、自分の殻を破るチャンス、そんな数々のチャンス。それは外山さんが与えられてものにしたチャンスでもある。これは異色のキャリアを持つ外山さんならではの構成に思う。
もう一点、外山さんのAKB愛半端じゃない。作家以上にヲタかも知れないくらい。
AKBの面白さ、奥深さ、化学反応、よく分かってらっしゃる。観察眼もエグい。
最終的には外山さんのAKB愛とAKBへの情熱が、この公演を本物にしたと思う。最終的には情熱が作曲家のバッジを飲み込んじゃった。
とにもかくにも、外山さんは、その才能と特性を見抜かれて、この公演のプロデューサーに選ばれるべくして選ばれたように思う。
〈ミネルヴァ公演のこれから〉
タイトルは神話から来てるけど、始まれば汗まみれのリアルストーリーだった初日の主役は選べない。でもこれから回を重ねていくなかで、凄まじい飛躍を遂げるメンバーが出て来ることを予感させるには、充分過ぎる初日であった。
誰がミネルヴァなのか?誰が風を起こすのか?これを見逃したらAKBファンとしてもったいない。
次はいつだろう。早くやってくれと切に思う。
どうやら”あれから作曲が手につかない”外山さんの日々はまだまだ続きそうだ。としとし@るームメイト としとし@るームメイトとしとし@るームメイト 『夢の階段を上れ!』
1人の少女が階段を駆け登っていく
文化祭の入口である少女とぶつかる
少しだけ見つめ合う2人
少女は文化祭への走り去る
ステージに上がり大声で歌う
大好きだ君が大好きだ
僕は全力で走る
大好きだずっと大好きだ
声の限り叫ぼう
11才で階段を上った少女
9年たって20才になった
今でもずっと階段を登ってる
一緒に登ってきた友はいない
ふぅ、疲れたな立ち止まろうか
そう思って階段の下を見た
その彼女が目にしたものは
必死に階段を上る少女たちの汗
いけない、まだ立ち止まれない
彼女はまた階段を登り始めた
その背中は少女たちの希望
まだまだ追いつかれるもんか
彼女も必死に階段を上っていくとしとし@るームメイト アムールテツアムールテツ そんな彼女はいつの日か背負う荷物がランドセルに収まりきらず、食いしばる毎日が続いたんだよね。
辛かったんだろう。雲にでもなれたら自由に漂えたのに。 君らしくステージに立って、君らしく大人になって、君らしいその振る舞いが階段の途中に居る少女達の道標
としさんの声にふとあの頃を思い出しました🍀- としとし@るームメイト
としとし@るームメイト るーちゃんの公演を見てると何故だか涙が溢れてくる。
実は娘の年とるーちゃんの年が同じなんだよね、完全に親心。
心配と期待が入り混じって、何かしてあげたいけどしてあげられる事は限られてるって所がもどかしくて。
るーちゃんの今後が楽しみで、出来る限りの応援をしていきたい。