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久我 雄三

今日の放送を持って、「サンジャポ」「有吉ジャポン」のチーフプロデューサーの役目を終え、後輩にバトンを渡しました。 激動の中、突如バトンを受け取って、守ることに必死になってきましたが、守り切ったことも一つの成果かな、と思っています。 支えてくれた爆笑問題さん、有吉弘行さんはじめとした出演者の皆様、共に戦ってくれたスタッフの皆さん、本当にありがとうございました。 そして、右も左もわからない中、 初めて見城さんにお会いした時「君、応援するよ。がんばれ!」と言ってくださった言葉は本当に支えになりました。一生忘れません! たくさんの方に力をお貸し頂き、今に至ります。事業投資戦略部という新しいフィールドでまた一から改めて戦ってみようと思います。皆様、今後ともよろしくおねがいします🤲

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久我雄三 「頭のメモ」と「心のノート」
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  • 久我 雄三
    久我 雄三
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    『暗殺』 柴田哲孝
       

    「この物語はフィクションである。」

    たったこの1行で ”自由の翼” を手に入れた作者が
    内に秘めたすべてを解き放ち、思いのままに飛び回って書き上げた…

    タイトルの重々しさとは裏腹に、そんな解放感と疾走感で、あっという間に一気読みした。そして圧倒的な納得感。
    あの事件に関してもやついていたことへの「解」と「末恐ろしさ」を存分に味わえる、とんでもなく凄い1冊だった。

    この1冊で、今後の人生の中で、世の中の見え方、ニュースの受け止め方がひっくり返る人も少なくないと思う。

    読み終えたときの「凄い本書いたな…」という衝撃がすさまじい分、冒頭の1行の存在の大きさをまざまざと実感。

    これ、読まないと人生損する。とマジで思った。

  • 久我 雄三
    久我 雄三

    もったいないお言葉☺️
    ニュースを扱っていた身としても、とても考えさせられる本でした。

    何よりイチ本好きとして最高に楽しませて頂きました!

  • 久我 雄三
    見城徹見城徹

    「ちひさな群への挨拶」 吉本隆明

    ぼくはでてゆく
    冬の圧力の真むかうへ
    ひとりつきりで耐えられないから
    たくさんのひとと手をつなぐといふのは嘘だから
    ひとりつきりで抗争できないから
    たくさんのひとと手をつなぐといふのは卑怯だから
    ぼくはでてゆく
    すべての時刻がむかうかはに加担しても
    ぼくたちがしはらつたものを
    ずつと以前のぶんまでとりかへすために
    すでにいらんくなつたものはそれを思ひしらせるために
    ちひさなやさしい群よ
    みんなは思ひ出のひとつひとつだ
    ぼくはでてゆく
    嫌悪のひとつひとつに出遇ふために
    ぼくはでてゆく
    無数の敵のだまん中へ
    ぼくはつかれてゐる
    がぼくの瞋りは無尽蔵だ

    ぼくの孤独はほとんど極限に耐えられる
    ぼくの肉体はほとんど苛酷に耐えられる
    ぼくがたふれたらひとつの直接性がたふれる
    もたれあふことをきらつた反抗がたふれる
    ぼくがたふれたら同胞はぼくの屍体を
    湿つた忍従の穴へ埋めるにきまつてゐる
    ぼくがたふれたら収奪者は勢ひをもりかへす

    だから ちひさなやさしい群よ
    みんなのひとつひとつの貌よ
    さやうなら