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古川洋平(クイズ制作/カプリティオ)

私は堀未央奈。13人村、3狼1狂予言、霊媒、騎士、村人6の初日通知あり、連続ガード無し。いわゆるアルティメットルール。 私の引いたカードは人狼。仲間は高山さんと与田ちゃんだった。慣れている高山さんとの連携が勝負。与田ちゃんをどれだけカバーできるかがポイントになると、直感が私にそう言った。 初日【堀、高山、与田、生田、西野、白石、飛鳥、秋元、衛藤、大園、生駒、桜井、若月】 初日の話し合いは、円滑ではなかった。結局怪しい人を3人上げるに留まったけど、あがったのは衛藤さん、真夏さん、与田ちゃん。このままだと与田ちゃんが処刑される可能性がある。何とか阻止しないと。 投票時間。衛藤さんが口火を切る。 「私は生ちゃんが怪しいと思う」 人狼を外してくれた点では助かった。このまま対象外への投票に流れてくれれば… 「重めの票になるけど、私も生ちゃんが怪しいと思う」 真夏さんが続いた。不可解な票。怪しまれる。このまま真夏さんを放置すれば、生田さんと真夏さんのどちらかが吊れる。 そう思った。 「わ、わたしも生田さんが怪しいです!」 目を疑った。投票対象全員が生ちゃんに票を入れた。与田ちゃんのミス。あるいは、攻めすぎた選択。 このまま進めれば疑念は真夏さんに向いていた。なのにどうして!私は与田ちゃんがこのままでは吊られることになると直感した。 ここで、思いもよらないことが起こる。 「私、占い師です」 3票集めた生ちゃんが、突然立ち上がり、衛藤さんに票を入れ返した。 私は意を決した。 「私が占い師です!生ちゃんは偽物!今日殺したって大丈夫!」 私は与田ちゃんの3票目を隠すために、重たい4票目を投じた。対抗占い師として… その後、村は紛糾した。だがそれ以上、生ちゃんに票は入らなかった。占い師候補を初日に吊ることは難しい。それは私も十分わかっていた。高山さんは生ちゃんを殺せないことを確認して、生ちゃんを言論で守って、真夏さんに投票した。 結果、初日の処刑は真夏さんになった。 「私は人間だよ!ここで死ぬからには、生ちゃんどうか本物の占い師であって!」 真夏さんの遺言が、実に村人らしく、12人になった疑念の渦巻く村に響き渡った。 (続く)

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古川洋平(クイズ制作/カプリティオ)のトーク
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