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トーク情報ふかにゃん@ゆりぱる超絶神推し まなぽん@のえピー隊まなぽん@のえピー隊 #44 高橋みなみ
2016年4月8日、初代総監督・高橋みなみの卒業公演が、数えきれないほどの涙に包まれ、惜しまれつつも幕を閉じた。
「48」の日であり、彼女自身の誕生日という記念すべき日に、AKB48の象徴がそのマイクを置く日がついに来た。
いや、来てしまったのだ。
総監督を命ぜられる以前からこのグループを牽引し続けてきた高橋みなみ。
148.5センチメートルという小さな身体は、
どれだけ大きな荷物を背負ってきたのだろう。
公演中に「やりきった。」という、彼女の言葉がその大きな荷物を降ろすきっかけになってくれたらいい。
AKB48。
世間の好奇の目は、
「口パク」「パンツ見せ集団」 「悪徳商法」
そう揶揄する声も少なくない。
しかし、
僕たちはなぜこんなにも、このグループを愛するのだろう。
なぜこんなにも、夢中になれるのだろう。
現在の理由は様々なれど、
皆、高橋みなみの一生懸命さに胸打たれたのではないだろうか。
ただ、「AKB48が好きだから」という理由だけでガムシャラに10年間を走り続けてきた小さな巨人は、ここで一つの終着点を迎える。
どれだけ想いを綴ろうと、
彼女の偉大さは私の稚拙な執筆だけでは、語りきれない。
それだけ、大きな、大きな存在だった。
もしも彼女が、AKB48に加入しなかったら、
今日の「国民的アイドル・AKB48」は存在しなかったであろう。
どれだけの困難が襲っただろう。
どれだけの苦悩が押し寄せただろう。
僕らが知らないたくさんの苦しみや悲しみがあっただろう。
それでも彼女は、自分を鼓舞し、仲間を気遣い叱咤激励しながら、AKB48グループという大きな船を、航路もない地図を広げ、その舵を取り続けた。
高橋みなみは、AKB48が公演を迎えた2005年12月8日から今日まで、実に3,775日もの間、AKB48のたかみなであり続けたのだ。
彼女の座右の銘、努力は必ず報われる。
彼女がかつての選抜総選挙で語ったとおり、
その言葉をその人生を持って見事に証明してみせた。
AKB48グループはまたここで、一つの時代の終焉を迎える。
失速しても、大嵐が来ようとも、
その帆を張り続け、進み続けなければならない。
これからは船員全員で船を動かす時代が来た。
偉大なる船長が残した大切な船なのだから。
船を降りた小さくも偉大な船長は、
今度はたった1人で、大海原へ旅立つ。
僕たちは、いつまでもその彼女の背中を追い続けよう。
彼女がまた船を停め、帆を畳むその日まで。
4月8日は、
高橋みなみの誕生日であり、
高橋みなみの卒業した日であり、
高橋みなみの出発点なである。
たかみな、AKB48に入ってくれて、本当にありがとう。
僕たちは、忘れない。
高橋みなみという、偉大な先駆者がいたことを。
僕たちは、忘れない。
あのリボンを。あの剣を。
僕たちは、忘れない。
「ーAKB48とは、高橋みなみのことである。ー」