シンジのトーク
トーク情報- シンジ
シンジ
ジュネーブショー、無期限中止って…。
これは寂しいなぁ。
世界5大自動車見本市 ジュネーブ・モーターショー無期限中止へ 「メーカーの無関心」を非難 https://www.autocar.jp/post/1041560 - シンジ
シンジ これ、憶えてるな。
確か、1990年イモラサーキット(正式にはアウトドローモ・エンツォ・エ・ディノ・フェラーリ)で開催されたサンマリノGPでの出来事。
このシーズン好調なフェラーリ(641/2)のナイジェル・マンセルが、マクラーレン・ホンダを駆るアイルトン・セナのスリップストリームに入りアウトから仕掛けるも、セナの幅寄せによりコース外へ押しやられ挙動を乱しスピン、万事休すか…と思われたがマンセルは素晴らしいマシンコントロールでノーズが前を向いた瞬間タイヤにトラクションを与え、見事立ち直り何事も無かったかの様にセナの後を追ったのでした。
ナイジェル・マンセルが天才的な危機回避能力を見せた有名なシーン。
※この4年後、アイルトン・セナはここイモラのタンブレロコーナーで還らぬ人となりました。
https://www.instagram.com/reel/C64UNagC0jW/?igsh=MWpyZzNjcXF3OWVjcw== - シンジ
シンジ 「フェラーリ641/2」
個人的に一番好きで、一番カッコいいと思っているF-1マシン。
1989年、エンツォから直々に「革新的なマシンを造って欲しい」と命を受けた天才デザイナー、ジョン・バーナードが生み出した「640」は、エンジニアリング的には1シリンダー5バルブの3.5リッター65度V型12気筒にF-1初となる7段セミATを組み合わせ、デザイン的には細めのストレートなノーズに縦長のエアインテークを持った高さのあるサイドポンツーンが特徴で、“カモノハシノーズ”と呼ばれたノーズと、綺麗な弧を描くサイドポンツーンのコークボトルライン等により、フェラーリのF-1マシンの中で「最も美しい」と評される事が多い名車。
その「640」を、エンリケ・スカラブローニとスティーブ・ニコルズがブラッシュアップし1990年シーズンに投入されたのが「641」(2戦目まで)「641/2」(3戦目から)で、アラン・プロストとナイジェル・マンセルのドライブでチャンピオン獲得はならなかったが、マクラーレン・ホンダに互する強さを見せた。
特に、トラブルに泣いた予選13位のプロストが、知的な戦略と素晴らしいスピードで怒涛のオーバーテイクショーを見せ、マンセルを従えてのフェラーリ1-2フィニッシュを成し遂げた、この年のメキシコGPは個人的にF-1史上ベストレースの一つだと思っている。