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藤田晋bot

過去、私たちとメディアの付き合いは「習慣」の中に組み込まれていました。朝届いた新聞を読み、朝昼晩とテレビをつけていました。 しかし、みんながインターネットを使うようになり、メディアが多様になって、かつての習慣は廃れつつあります。 私たちが運営しているネットテレビ「Abema(アベマ)TV」は以前なかった新しいメディアですから、もとより見る習慣はありません。 見てもらうには、SNS上で話題にするといった、アプリを開いてもらうきっかけが必要です。     * 最近、きっかけ作りでうまくいったのは、ドラマ「御曹司ボーイズ」です。視聴者がどんどん増え、オリジナルドラマでは過去最高です。 1話が15分と短く、飽きずに次々と見ることができるうえ、イケメンで性格もいい御曹司たちが結婚相手を探し、普通の女の子と恋に落ちるというストーリーやシーンがバズりました。見た人たちがツイッターなどのSNSで広く拡散してくれ、これがきっかけとなって見る人が増える循環ができたのです。 もちろん、拡散しやすい仕組みも用意しています。 AbemaTVを見ながら、コメント欄に書き込むと自動的にその動画ごとツイートすることができます。 私がある番組を見ていて、思わず「おお」と書いたら、そのままツイッターで拡散されます。 それに気づいたフォロワーが「こんな番組やってるんだ」と見始める。 SNSでは、つい誰かと共有したくなることが重要で、新しい情報だったり、おもしろいものだったり、公式SNSでも絶えず情報を発信しています。 「見てみようか」というきっかけになるものは、とんがっているもの、キャッチーで分かりやすいものです。 私がプロデューサーたちの番組の企画を吟味する「トンガリスト会議」で最近通したのは、「いきなりフォーリンラブ」という恋愛リアリティーショーの企画です。 日本語が話せない外国人の男性と英語がしゃべれない日本人の女性が恋に落ちていく様子を追ったリアリティーショーで、単に恋愛模様を楽しむだけでなく、英語や日本語がだんだんと上手になっていく様子も話題になるのではと思っています。たとえば、視聴者が「日本語がすごくうまくなってる」「英語でこう言うんだよ」とコメント欄に書き込む姿が想像できますよね。 SNSは今や、新聞のテレビ欄のような役割を果たしています。 朝起きたら新聞のテレビ欄を見て、「この番組を見よう」と決める人が多かったと思いますが、今は若い人たちを中心に新聞を読まない人が増えて、朝開くのはSNSです。 AbemaTVの主なターゲットである若い人たちに見てもらうには、そのファーストメディアであるSNSに番組の情報や話題を届け、見るきっかけづくりが必要なのです。 これは、新聞やテレビも同じです。 たとえば、5月にアメリカのトランプ大統領が来日して大相撲を観戦した翌日、「朝日新聞が安定の悪口だった」とSNSに書かれているのを見て、「何が書いてあるんだろう」と読みたくなりました。 私は「ゴルフ・相撲・炉端焼き 手厚い接待」「もてなし外交の限界」といった安倍首相の姿勢に疑問を投げかける記事を読んでいました。 それでも、一瞬読んでみたいと思ったほどで、読んでいない人に関心を持たせるきっかけになると思いました。     * AbemaTVの制作現場も初めは、そこまでSNSでの拡散を重視していませんでしたが、非常におもしろいものを作っても思うように視聴数が伸びないという経験をして、「拡散して話題にならないとだめ」と思うようになったのです。番組などのコンテンツづくりのビジネスは、いいものを作ることと、多くの人たちに届けることが両輪で、ともに重要なのです。  きっかけにSNSを使わなければ見てもらえないのは、情報を取得する経路が変わってきている証拠です。まずSNSで話題になり、それが新聞やテレビで取り上げられることもしばしば起きています。  ネットの影響力が高まったとはいえ、ネットがかつての新聞やテレビのようになることはないと思っています。ネット上には多くのメディアがあり、それぞれ様々な意見を持っています。選択肢が増えることで、メディアとの付き合い方が変わり、みんなが同じものを見たり聞いたりすることが減りました。それによって、人々の意見が一つの方向に流れにくくなり、冷静に考えられるようにもなります。メディアの多様化は世の中を変え、私たちも知らず知らずのうちに変わっているのです。

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渋谷ではたらく社長の名言
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  • 藤田晋bot
    藤田晋bot

    先日、ドラマ「白い巨塔」を全部見終わりました。

    「沈まぬ太陽」「不毛地帯」が凄く面白かったので、オペシーンが苦手な病院ものにも挑戦しましたが、最後まで夢中になって観ました。

    財前五郎(唐沢寿明)と里見脩二(江口洋介)という二人の医者は、全く正反対の思考の持ち主だけど、信念を持ち腹が括れていて、二人ともカッコ良かった。

    財前は、次期教授の座を狙い、
    実力も実績もあるのに、あらゆる手を尽くします。

    里見は、患者を最優先に考え、
    研究一筋で、権力闘争には参加しようとしません。

    信念は人それぞれなので、どちらが正しいという訳ではないのですが、
    二人に共通しているのは、
    一人で孤独に信念を貫いていてぶれない
    ということです。

    財前は、権力を手にする過程で、
    賄賂、圧力、派閥工作、土下座、
    パーティーや会合に出席したり、
    実力も実績も備えているにも関わらず、
    自分の手で確かなもにするべく
    死力を尽くします。

    里見は、自分が正しいと考える医者としての姿を貫くために、職を失い、家族を犠牲にしています。

    このドラマの家族が家を出ていくシーンを見たら、誰でも心が揺らぐと思います。

    自分が正しいと考えるたったひとつの信念を貫くことさえ簡単ではないのです。

    だからこそ腹を括り、信念を貫く人は強いです。

    世間で成功したと言われる人の多くは、
    それを持ち合わせているように思います。

    ところが、財前は最後に躓きました。
    どうしてでしょうか?
    病院ではなく、私はビジネスの世界でも
    似たような現象を幾度と無く見てきたのですが、

    腹がスパッと括れてて、信念が揺らがない人は強い

    しかし、モラルが無いと最後には全て失う
    これではないかと思います。

    経営者は、きれいごとばかり言っている人、自分だけ清廉潔白ぶっている人、
    清濁あわせ飲めない人はダメだと思います。

    しかし、これを勝手に拡大解釈していけば、今度は逆にモラルが無さ過ぎるという状態に陥る人も結構います。

    それが権力を手にした後では、周囲で
    それを厳しく指摘できる人も少ないです。

    地位や名誉を手にするにはきれいごとばかりも言ってられなくて、
    実際に手にした後にモラルを高く保ち続けることが、
    意外なほど難しいのかも知れませんが、
    実はそれこそが落とし穴ではないでしょうか。

  • 藤田晋bot
    藤田晋bot

    失敗した後に、よく起きる現象は
    責任のなすり合いや犯人探しです。

    例えば選挙でも、
    惨敗した政党で起こる内紛が
    大きな選挙のたびに報じられますが、
    責任のなすり合いや、
    犯人探しが行われること自体、
    最初から負けるべくして負けている
    と思います。

    責任を負う覚悟がある人が不在
    だったか、もしくはそれが誰なのか
    不明確だったからです。

    前にもブログに書きました が、
    「おれが決める。」
    「責任は全部おれが負う。」
    そんな顔つきをしているリーダーが
    いるかどうかがプロジェクトの
    成功の条件であると思います。

    サイバーエージェントの場合、
    実際には、失敗して本当に責任を
    取らせたり、ペナルティを与えたり
    することは滅多にありません。

    失敗を会社の資産と捉えているので、
    次に活かしてもらわないと勿体ない
    からです。

    それでも、実際に失敗したら
    「全て自分のせいである」
    という覚悟をもったリーダーが
    プロジェクトには絶対に必要です。
    会社での仕事は、言い訳しようと
    思ったら延々と可能だからです。

    責任を負うことを避けたがる人は、
    リーダーに据えてはいけないのです。

  • 藤田晋bot
    藤田晋bot

    先日、社員数名と飲んでいるときに、

    「SNSのおかげで、世の中、猜疑心が増えたよね」

    という話になりました。
    これまで以上に恋人や友人関係において、

    (この悪口は自分に言っているのでは?)
(メールの返信が無い時、何してたんだろ?)
(この写真に写っている女が怪しい)
(女子会って、本当は男がいたのでは?)
(ソーシャルが更新されてないのが怪しい!)
    などと、猜疑心をもって誰かを勘ぐり始めたらきりがありません。ネット上にはそのための手がかりが大変豊富になりました。私は、

    「猜疑心は人間関係を破綻させるだけだよ」

    という自説を皆に披露していました。
    なぜなら、
    人は自分を疑う相手を信用しないし、
    好きにならないし、
    疑われても、相手を信用させてから
    別の抜け道を探すだけで、
    本質的な解決にはならないからです。

    更に、猜疑心に苛まれて、
    騙される前に騙してやろうなどと
    先制攻撃みたいな話になれば、
    報復による報復の戦争みたいになって
    それこそ関係は泥沼に・・

    そこまで凄く大げさに話してみて、
    これは会社と従業員の関係に似ていると
    思いました。
    会社も下手をすると猜疑心に満ち溢れます。

    (ほっとくとサボるに違いない)
(独立してノウハウを盗むつもりではのか?)
    (また不祥事を起こすやつがいるに違いない)
    (誰かが自分の足を引っ張ろうとしている)
    (どうせ金が目当てなんだろう!)
猜疑心をもって社内をみればきりがありません。
    社長で猜疑心の強い人は意外と多いですが、そのような社長のいる会社の社内の雰囲気は、やはりギスギスしています。

    いくら綺麗ごとばかり言う社長でも、心の中で人を信用していなければ、それは社風の端々に現れています。

    そして信頼関係のない組織が、ひとたび
    危機に陥ると、内部崩壊を起こすのは
    歴史が証明しています。

    サイバーエージェントは性善説に基づいて、「社員を信じる」というのが前提になっているので、手前味噌ですが、会社と社員の信頼関係は良好であると思います。

    時折、トラブルや不祥事が起きると、迷惑がかかった他の社員が怒ることがあります。
    でも、嫌なことがあっても、傷つけられても、同じ共同体で長く良い関係を築くために、猜疑心をぐっと堪えて、仲間を信じる
気持ちを大切にするしかありません。

    さもなくば、不信の連鎖に突入だからです。

    誰でも信じろと言っている訳では決して
    ありませんが、今の時代、猜疑心は
    意識して抑えるくらいでちょうど良いのではないでしょうか。

  • 藤田晋bot
    藤田晋bot

    「自分の中で折り合いのつかなさを
    抱えている人にしか興味ない」

    幻冬舎の見城社長がよくそう仰っています。

    最近、ふと振り返ってみると、
    私の仕事の時間で大部分を占めて
    いるのは、
    社員が出してくる妄想が膨らみ過ぎ
    たサービスの企画をそぎ落としたり、
    現在の我々の実力値で開発できる
    現実ラインに折り合いをつけたり、
    見積もりの甘い新規事業の責任者を
    厳しく諭したり。

    「21世紀を代表する会社を創る」

    という壮大なビジョンを掲げているから
    なんとか大きな志を忘れずにいられる
    ものの、現実との折り合いを付ける
    細かい仕事が多すぎて、
    大事なことを見失わないようにしな
    ければと最近感じています。

    でも、もちろん現実は甘くありません。
    現実から目を背けていれば、
    あっという間にゲーム終了です。

    根拠のない自信を持っている。
しかし、同時に自分の分不相応な
挑戦に恐れを抱いている。

事業家おいても、そんな風に
    自分の中で折り合いのつかないもの
    を抱えている人が魅力的な人であり、
    成功していく人です。

    甘い妄想を抱いている夢見がちな
    人はもちろんダメだし、
    現実と折り合いをつけるばかりで、
    夢がない人もそう成功することは
    できません。

    例えて言えば、アプリボットが昨日からWANTEDLYに出していた求人広告

    「世界震撼するサービスを一緒に創ってくれるエンジニアウォンテド!!」

    このくらい大きな志を掲げながらも、
    現実はそこに至っていないのだから、
    なんとか、結果を出し続けることでしか前に進めない。

    そんな折り合いのつかなさです。

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  • 藤田晋bot
    藤田晋bot

    先日、私が現場で一緒に仕事をしてる
    プロデューサーと思い出し話をしつつ
    飲んでいたら、
    「このナルシストがっ!って社長に
    怒られたんですよ」と言われました。

    そのことを思い出した後日、
    ネットサービスを創るのに向いてない
    人のパターンにナルシストは確かに
    あるなと思いました。

    現在発売中の日経ビジネスアソシエ
    の私の連載で、
    「想像力がない人ほど、自分に想像力
    がないという自覚がない」
    という記事を書かせて頂きました。

    想像力という能力は誰にでも備わって
    いるだけに、自分ごととして気付き
    にくいですが、想像力の足りない人は、そもそも相手のことを想像しようという努力を怠っているように見えます。

    ネットサービスを創る際、何より重要
    なのは徹底したユーザー視点です。
    ユーザーに支持されるサービスを
    運営できれば、収益などのその他の
    要素は後からなんとかなる可能性が
    あります。しかし、その逆はありません。

    そのためには
    様々な立場のユーザーになりきり、
    ストーカーのように観察し、
    使いやすく、面白く、便利にし、
    ハマるポイントや、継続するポイントを必死になって見極める必要があります。

    共著「憂鬱でなければ仕事じゃない」
    の中で、見城社長は

    「他者への想像力をはぐくむには、
    恋愛しかない」
    と仰っていました。
    恋愛では、メールひとつでも、
    (どういう意図の言葉なんだう。。)
    とか、メールを返すときにも
    (すぐ返事したら喜ぶかな。。)
    とか、返事がない時間も
    (いまこの時間は何してるんだろう。。)
    などと、恋愛しているときは想像力を
    膨らますはずです。

    ネットサービスを創る人たちには
    恋愛しているときと同じくらい
    必死になって想像してほしいです。

    プライベートではともかく、仕事においてナルシストはダメ!絶対。

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  • 藤田晋bot
    藤田晋bot

    ※先週の役員会で話題に上った話です。

    一人暮らしの人が自分の住んでいる部屋を何らかの理由で引越しをしようと考えたとします。

    大体の予算イメージを持って、
    不動産屋さんに相談し、営業の方から
    複数の物件を紹介してもらっているうちに、最寄駅からの距離が魅力的だったり、間取りは良かったり、、
    日当たりが良かったり悪かったり、
    帯に短したすきに長しといった具合に、
    それぞれの好条件に目移りしてるうちに、気がつくと当初予算よりかなりインフレしているということがよくあります。

    こういうことは何故往々にして起こるのでしょうか?

    私の考察では、不動産屋で相談した時点からの思考が停止しているのではないかと思います。

    最終的な決断も、その後そこに住む責任も全て自分が追っているにも関わらず、専門家に相談した瞬間に思考が停止してしまう。

    上記は個人の例なので最終的に無茶をする人は少ないですが、このような場面は会社で仕事をしていると、もっと危なっかしいケースを頻繁にみかけます。

    それは見積もりをやり取りするうちに金額が上がっていくケースなどですが、金額だけの問題でなく、アウトプットの質まで同時に下げていってしまいます。

    最初の予算が少なければ、足りない中で自分達の頭ひねって知恵を出し、なんとか良い成果を出そうとします。

    そんな工夫を凝らせば、随所に自分たちらしさがにじみ出て、最終的に一本筋の通ったものに仕上がっていきます。

    逆に冒頭の不動産選びのように予算感が甘かったり、予算が簡単に上ぶれするようでは、思考停止している恐れがあります。

    良い提案に目移りしていて、一番良いものを選ぶことが仕事になっていたりします。
    さらに勧められたものを受動的に決めても、例え大金を使っても、どこか借り物のようで血が通った成果は得ることができません。

    やはり自分で考え、創意工夫することが大切なのですが、創意工夫した後の決定が、当初の目的を達しているかを照らし合わせることが最後必須です。

    そこでどうしても無理なのであれば、
    予算を上げなければと意味がありません。

    そこまで責任を持って考えて、思考停止していないと言い切れるのではないでしょうか。

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  • 藤田晋bot
    藤田晋bot

    週末に羽生善治さんの「大局観」を読んでtwitterで短文にしてまとめたら好評だった。
    うちの内定者がその一連のつぶやきを
    まとめてくれました。
    http://togetter.com/li/148227

    この本は非常に勉強になったのですが、
    その中でも私が深く印象に残ったのは、
    経験を積んでからのリスクのとり方について。

    1.若いうちは、恐いもの知らずで
    リスクの見極め方も分からず、
    大胆に大きなリスクをとっているうちに、
    良い流れや勢いを作ることができる。

    2.しかし、経験を積むに従って、
    リスクの重大さや深刻さに気づき、
    守るものも増えると冒険を避けるようになる。

    3.しかし、リスクを取らなければリターンを望めないばかりか、
    既存の成功パターンを続けているだけでも
    時間とともに劣化する危険な状態にある。

    1~3で思考パターンの末、経験を積んだ後に若い頃のような大胆な状態に戻ろうとする人がいるけど、それは極めて難しい。

    現実のリスクと真正面から向き合って、
    恐怖や不安に打ち克つことが王道であると
    羽生さんは言ってます。

    その他にも、経験を積んで多くのことを知れば、決断に時間がかかる。

    上記と同様、思い切った決断や、早い決断をしていた若い頃に戻ろうとする人がいるが、様々な情報や選択肢が増えた後ではそれも難しい。

    膨大な思考から思慮深く結論を導きだすことが、長期的には結果に繋がる。

    決断の速さが良いとは限らない。

    感覚を研ぎ澄まして、さっさと決めていくのが楽で、そっちに逃げている時は要注意だと思いました。


    この本の冒頭に、羽生さんが十四歳年下の棋士に、
    史上初の3連勝のあとに4連敗してタイトルを逃した話が出てきます。
    それがこの本の誕生のきっかけになったようです。

    今ちょうど行われている名人戦ではそれとは真逆の、3連敗した後に、羽生さんが3連勝 している状態で、
    今週末、最終戦が行われます。
    楽しみです。


    本の話ついでで申し訳ないですが、
    「憂鬱じゃなければ仕事じゃない」
    が本日発売になりました。

    半分著者なのでお勧めも恐縮なのですが、
    自分でも読みやすいし面白いと思います。

    羽生さんの本の話にも少し触れてます。

    憂鬱でなければ、仕事じゃない/見城 徹

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  • 藤田晋bot
    藤田晋藤田晋

    戦略を考える際に、100Mを12秒で走らないと勝てない戦いがあったとして、素養がある人は練習して走れるようになれば良いけど、絶対無理な人は、走れる人を連れてくるか、早い乗り物を持ってくるか、15秒でも勝てる戦いに切り替えて頑張るかすれば良いという意味です。
    陸上競技と違って、ビジネスの戦いには自分が走らないといけないというルールも、飛び道具を用いてはいけないというルールもないのです

  • 藤田晋bot
    藤田晋bot

    「ネットの時代になってから、自分を大きく見せたり、何かを隠すことは難しくなっている。たとえば、僕はブログを書いているんですけれど、それを読んだ人は、社長ってこんなレベルだとわかっている。自分を取り繕ったり、嘘をついても、すぐにネットにさらされる。カリスマぶっても簡単にバレる時代だから。たとえ社長であっても、すべてのことに利口そうに答えることはない。知らないことは知らないとはっきり答えること」

  • 藤田晋bot
    藤田晋bot

    「そうですか。しゃべり方はどうかわかりませんが、僕は率直に、自然体にということだけを心がけてきました。またまたアルバイト時代のエピソードなのですが、営業の仕事をするとき、最初は上手に話をしようと、そればかり考えた。でも、そのうちに、ある先輩から注意されました。自然体で話をすることが相手に対しては、もっとも自分の自信を伝えられるし、信用を伝えることになる、と。確かに、そのとおりで、仕事のときだけモードが変わって、しゃべり方まで変えると、本当のその人の姿がわからなくなってしまう。それに、自分を大きく見せる行為をやっても、長くは続かない」

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