「麗和落語~二〇二四 春の陣~ 」の感想
応援している湯本亜美さんが出演されるので、初めて「麗和落語~二〇二四 春の陣~ 」を鑑賞させて頂きました。いわゆる新作落語の一種なのかなと思っていましたが、しっかりとストーリーも作り込まれていて、肩が凝らない庶民の娯楽という本来の姿を踏襲しながらも若い世代の方も楽しめる内容でした。湯本さんは「月に叢雲花に風」という演目で、今時の天然ギャルを面白可笑しく演じられました。安藤千伽奈さんは「安本丹」というコメディ調の演目で、林鼓子さんは「綺羅星」という演目のシンデレラストーリーで、それぞれ会場を爆笑させてました。二人落語の「久遠」は、現在・過去・未来の時制を上手く使った泣かせる演目でした。瀬戸桃子さんの声が素晴らしかったです。『月が綺麗ですね』は、林鼓子さんのアドリブが最高でした。
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