ログイン
ナナ散歩だよのトーク
トーク情報
  • ナナ散歩だよ
    ナナ散歩だよ


    トランプカードを切った途端

    アリ地獄が
    イシばかげろう

    にっちもさっちも
    どうにも pull down…

    おボれるものひさしからず
    はるのよのゆめのごとし…

    願いたいね
    人間万事塞翁が馬…

    1
  • ナナ散歩だよ
    ナナ散歩だよ


    凛としたすきま風が呟いた…

    遠くを良く見るのに
    眼鏡が欠かせない
    にもかかわらず
    手元を良く見るのに
    眼鏡が邪魔をする

    眼鏡があっちこっち
    ひとりぼっち
    ふて腐れたように
    レンズが曇り始める
    ますます
    見えにくくなってゆく
    さらに
    置き忘れた眼鏡を探すのに
    眼鏡がなくて苦労する

    最近
    身体が
    誤魔化せなくなってきた…
    目眼も
    耳実も
    鼻名も
    口知も
    死の始まりを
    真っ直ぐ伝えてくる
    こんなときは…

    漱石の小説群を
    懐かしく読もうと思いつく
    虞美人草からかな…

    松園の序の舞を思ひ浮かべ
    神経衰弱をしながら
    めくれた心に
    無邪気な素数を
    並べてみる

    みるにたえないよのいつわり
    いたみのはげしいよのめがね
    ………………

  • ナナ散歩だよ
    ナナ散歩だよ


    八百万の神の國…
    やおよろずのかみのくに

    天知る地知る我知る子知る…
    てんしるちしるわれしるししる

    人智を超えた存在が
    働き始めたかのように…

  • ナナ散歩だよ
    ナナ散歩だよ


    眠りが浅く眠気が早い
    劇夢第二幕から始まり
    見終えた夢迷に襲われる…

    目覚めの
    寝返り出来ない
    続く左胸の痛みに
    湿布をハッタリして
    沈痛役不足を嘆いて
    命の気紛れに立ちすくんでいる

    傷みが激しい…
    痛みがたくさん
    走り始めたこの頃
    浅い眠りを繰り返す
    生まれて死んでを繰り返す

    やれやれ
    目覚めた眼で
    夢の続きを見てるなんて
    痛みを忘れる眠りに
    また戻るとしようか…

  • ナナ散歩だよ
    ナナ散歩だよ


    清濁併せ呑む
    大海の静寂に包まれて

    厭悪する世界が
    充満し始めている

    支離滅裂な言葉で
    薄っぺらな心情を
    隠したつもりでいる
    偽善者たちの蠱毒使い

    このまま
    曲面を平行線が
    走り抜けてゆくつもりらしい

    ビッグバンは夢のあと…

    笑止 …。

  • ナナ散歩だよ
    ナナ散歩だよ


    さかしまな金属が
      失われた時を求めて
        咆哮し始める…


    人も國も
    自然体に帰る
    メンテナンスが
    目に見えて
    必要になってきた
    気がする…

  • ナナ散歩だよ
    ナナ散歩だよ


    プロセニアムの彼方で
    ふざけた物まね三文芝居…

    舞台にはなく劇場にある
    真実のカタルシス…


    朝のナナ散歩を終え
    薪ストーブに火を入れる
    揺れる炎を見ながら
    モカ珈琲を淹れる
    立ち上る湯気の向こうで
    いつもの野鳥たちが集まって
    ピーナッツを啄む姿を楽しむ…

    日常生活の流れに乗っていると
    薄っぺらな額縁の中の
    ストレス世界の禅問答に
    耐えられなくなってくる

    人生の後半戦
    痛みはそれぞれ
    拡がってゆくばかり
    せめて
    小さなポッケに入る
    日々の幸せを
    拾い集めておこう

    おはよう
    ナナ散歩だよ。。。

  • ナナ散歩だよ
    ナナ散歩だよ

    " 同じ鳥でも
    飛ばないとりはなあんだ?
    それはひとり という鳥だ "

    " どんな鳥だって
    想像力より高く飛ぶことは
    できないだろう "

            (寺山修司)


    飛んでいる夢を
    ときどき'感じる'ことがある

    空気を蹴って飛び上がり
    右に左に旋回する
    その実感が目覚めの時に
    しっかり残っている

    ただいつも
    大空ではなく
    世間の頭上を滑ってゆくばかり
    電柱の 街路樹の
    てっぺんすれすれを

    高みを目指すのも
    足元を照らすのも
    ひとりじたばたするも
    とり囲まれた日常の夢

    一迅の風が
    お昼の光を激しく
    揺らしている

    驚いたメジロが
    想像を超え青空高く
    飛び立っていった…

  • ナナ散歩だよ
    ナナ散歩だよ


    物言へば唇寒し龝の風…

    身近に見える遠くの世界で
    ペン✒️ペン ぐさッと
    もぐら叩き…

    繰り返される天の岩戸神話…


    社会での人間関係と
    家庭での自己管理とでは
    圧倒的に・・・

    家事も育児も切り回す
    おおくの女神さまに
    畏敬の念をもって
    感謝