ログイン
かおるのトーク
トーク情報
  • かおる
    かおる

    #ゆいりーメール

    「人と比べてはいけない」とはよく言われることだけど、人と比べてしまうのは人間の性(さが)みたいなもので、これはどうしようもないものだと思うんだ。
    「人と比べないようにしよう」と心に決めて、人と比べないようになれるならみんなそうしてるはずだけど、「本当に人と比べないでいられる人っているのかな?」って思う。

    個人的には、人と比べていいと思う。
    ただ、人と比べるなら徹底的に比べることが大事だと思う。
    誰かの優れた結果や能力だけを見て、「それに比べて自分はなんてダメなんだ」って落ち込むだけでは、比較が甘い。

    比較するっていうことは、共通点と相違点を明らかにすることだと思う。
    身近な誰かでさえ共通点って実はそんなになくて、せいぜい「人間である」とか「同じ集団に属している」とかその程度のことしか共通することなんてない。
    むしろ最初から自分とは違うことがほぼ100%だと思う。
    生まれ持った形質も違うし、生きてきた境遇も違うから、人生で考えてきたことや意識してきたことも、そのなかで形成されてきた価値観も違う。
    だから、結果や能力が違うのは当然といえば当然だったりする。

    あと、単純に表に出ている結果や能力だけに着目するんじゃなくて、結果や能力を得た過程まで知ることによって、その人は何を考えてどうして結果を出せたのかとかどうやって能力を身につけたのかがわかるし、そこから学べることは大いにあるように思う。

    それと、物事の二面性を見ようとすることで、誰かを羨んだりすることは無くなると思う。
    優れた結果や能力を得る代償として、何かを犠牲にしている面は必ずあるんだよね。
    「果たして自分もその犠牲を払えただろうか?」って考えると、そういう凄い人と同じような犠牲を払うことはできなかっただろうから、自分がそういう人になれないのは当然だったと納得がいく。
    「光と影」「コインの表と裏」みたいなかんじで、物事には二面性があるから、華やかな面だけを見て他人を安易に羨んだりするのは、逆にその人に対して失礼だったりする。

    あと、他者と自分を比較することで自己を相対的に見ることができて、自己の独自性が浮き彫りになるはずだから、そういうところを見つけられると自分に対する理解も深まると思う。

    思ったことを取り留めもなく書いてみたくなったから書いてみたけど、徹底的に比べてみると「他人は他人、自分は自分」であることがわかって、逆説的に心が平穏になるかもしれないということです!以上!😊