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朔夜-物書き-

雨粒が点々とついている窓越しに、サインポールが奥にあったり、蛙の置物がソファの背もたれの上に置かれたりしている特徴的な部屋が見える。だが床は本が積み上げられて散乱し、足の踏み場もない。 ソファの上で白衣を着た男が横になっている。右足を曲げてはいるもののソファから少しはみ出ていて、左足は立て膝をしている。また左腕を枕にしていて、この男が寝るには窮屈そうな狭さだ。 白衣の男の視線の先には、黒いジャケットを着た男がいる。もう一人の男はソファの背もたれに腰かけて、煙草を吸いながら横たわる男を見下ろしている。

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朔夜の戦闘練習場
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