この１時間半であさひなぐを２巻も読みきってしまった。 あさひなぐは舞台化も映画化もされてることはご存じの通り。 不思議なことに、野上えり だけは他のキャラクターと見方が違う。 たとえば、一堂寧々とか東島旭、宮路真春を見ても、未央奈やいくちゃん、なぁちゃんに飛鳥、まいやん、若月とは別に、そのキャラクターとして見てる。 でも、野上えりだけは、どうしてもそこに生駒ちゃんを重ねてしまう。 似てるんだと思う。生駒ちゃんと野上えり。 舞台では生駒ちゃんが野上えりの役をやっていたのがあるのかもしれないけど、たぶんそれとはまた違った理由。 チームのために、全力を尽くす姿勢。 泣くことも多々あるけど、その中にある強さ。 責任感。 活発で明るいところ。 チームを引っ張り、時には背中を押す姿。 そして、自分も強くあろうとする意志。 多くの苦しみや重圧を乗り越えて得た、誰にも負けない輝き。 そんな姿に、生駒ちゃんを重ねているのかもしれない。 あさひなぐ、野上えりを見る度に、生駒ちゃんのことを思い出すだろう。 乃木坂のために全力疾走してきた生駒ちゃんの姿を。 誰よりもグループのことを考えて行動していた生駒ちゃんの責任感を。 乃木坂を作り上げ、盛り上げてきた生駒ちゃんの存在の大きさを。 野上えり。その姿は生駒ちゃんの分身なのかもしれない。