【メンフィス・ベル】
1990年(日本国内では1991年公開)
第二次世界大戦時にイギリスに駐留しドイツに対する爆撃任務を行っていた、
アメリカ代8空軍のB-17F、愛称「メンフィスベル」の搭乗員たちを描いた作品。
過去24回出撃し無傷で帰還してきたメンフィスベル、25回目の最後の出撃に与えられた飛行任務は、
敵国市街地にある飛行機工場の爆撃。
序盤は最後の任務へ向かう搭乗員たちの各々のストーリーが緩やかに進み、
後半に入ると、爆撃機機内での戦闘が徐々に増え、
目標地点では高射砲の飛び交う中、煙幕が視界をさえぎり爆撃が出来ない。
敵の攻撃の最中に危険な旋回をして任務を全うするか、ここで逃げるか、の緊迫感や、
帰還中のトラブルなど、前半と後半でメリハリがすごく感じられました。
最後のシーンは今年公開のダンケルクでも同じような事があったシーンで、最後の着陸まで見ていてはらはらする作品でした。
内容自体はわかりやすく、出てくるシーンは基地か爆撃機の中なので、話の展開はわかりやすく、とっつきやすい映画かと思います。
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