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現代モノ・設定置き場
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  • 聖夜
    聖夜

    主)瞳華さん、気に障ったなら申し訳ありません。ですが、雑にしたつもりは無く、寧ろ純也を語る上で貴女は外せませんので、この肩書きとさせて頂きました。
    瞳華)なるほど、そう言う事なら許そう。
    寅次郎、純也)(苦笑)

    主)ありがとうございます。では、改めて武豪について説明お願い致します。
    瞳華)了解。内容が重複する事にはなるが、詳細も含め説明させて頂こう。抜けてる点や補足は頼むよ、純也、寅さん
    寅次郎)了解した。
    純也)はい、わかりました。

  • 聖夜
    聖夜

    瞳華)まず、武豪の名称の意味から説明しようか。
    武豪は言葉の通りではあるが〈武に於いて並外れて優れし者〉と言う意味がある。
    コレは武術家に必要な身体機能や五感や反射神経等の感覚系が人並外れている点、武術家でありながら魔術の才を持つ点、等が挙げられるね。
    寅次郎)とは言っても、魔術の才に関しては術師の方々には遠く及ばないけどね
    純也)まぁ、メタい話をすると……マスターさんの〈心界領域〉に埋もれない様に〈武術家(退魔師)を強化しよう〉と言う事で誕生したのが、この武豪の設定だったりする。
    主)いや、マジでメタい話をするな……(汗)

  • 聖夜
    聖夜

    瞳華)まぁ、全く釣り合ってないんだけどね。
    寅次郎)それは仕方ない。心界領域は術師にとっての奥の手なのに対して、此方は表現するなら武術家(退魔師)の〈特異体質・潜在的な才能〉と言う形だからね。
    純也)まぁ、格が違うと言うか、何と言うか………
    主)……実際、幾ら武豪でも心界領域内に於いては無力も同然だろう

  • 聖夜
    聖夜

    瞳華)と脱線して申し訳ない。で、次に具体的に武豪とはどう言う存在なのか、説明しよう。

    瞳華)武豪は異能力や魔術の様な超常的な力を授かっている訳ではなく、先天的な特異体質として異常なまでの〈武術への才能〉を潜在的に秘め、才をフル活用する為に身体構造・魔術的特徴、思考回路さえ変質させた者達の総称だ。
    寅次郎)武術は、此方の世界線に於いては〈評価され難い力〉なのにも関わらず、武豪はそんな世の中でも、名を轟かせてしまう存在感があるんだ。
    純也)武豪の肩書を持つ人の殆どが現在進行形で世界に名を轟かせていますからね。そして、まだ名を轟かせていない者はその将来性が約束されている、とまで言われています
    主)他人事の様に言うが、純ちゃん……お前もその将来性が約束されてる武豪の1人だって事、忘れるなよ?
    純也)ん〜俺よりも武豪じゃないのに、俺よりも卓越した武術の才を持つ時訪や神音の方が将来性は約束されてるだろ。そもそも、俺には別に世間からどう評価されようが関係ない。俺は己の為すべき事を為す、それだけさ。

  • 聖夜
    聖夜

    瞳華)フフッ、純也は相変わらずだね。
    寅次郎)そうだね。と、次は武豪の個の戦力について、かな?
    純也)?相変わらずって何がですか?
    主)お前は気にするな、つーか……(無自覚……)

    瞳華)そうだね。まず、武豪は個の戦力……特に〈純粋な近接戦〉つまり、異能力や魔術を基本用いない武術のみを主流とした近接戦に於いては無類の強さを誇る。それこそ武豪の全盛期とされた時代に居た者達は一騎当万……単騎で並の武術家や低級妖魔一万人(体)に匹敵する戦力を誇るとされている
    寅次郎)まぁ、異能力や魔術有りでも強さは発揮する訳だけれども……武術が異能力や魔術を超える事は〈有り得ない〉モノだから、劣勢になる事が多いが、武豪は一騎当千レベルが基本で、それを下回るとしても最低六、七百人分の戦力を個で誇るからね。
    純也)実際に単独で妖魔数万体のスタンピードを制圧した、四面楚歌の戦場で数万人の兵を相手にし軽傷程度の怪我で負傷を抑え圧勝した、等の武豪の肩書きを持つ者が引き起こした実話も存在しますからね……(恐ろしや……)
    主)逆に言えば、武豪では無いにも関わらず同等の戦力を誇る者は、別の意味で目立つんだよな(汗)

  • 聖夜
    聖夜

    主)次に、武豪の特徴の一つ目にして具体的な戦闘能力についての解説をお願いします。

    瞳華)了解した。具体的な戦闘能力に関して、一部記載内容と異なる変更があるから、それを踏まえて説明させてもらう。
    武豪は素の身体能力や五感、反射神経等は元々人間の平均値よりは高い事には変わりないのだが、人並み外れるのは戦闘時のみ、要は潜在能力の一つと言う風に変更させてもらう。
    寅次郎)では、戦闘時とはどう言う事かと言うとですね。武豪の脳回路は大きく分けて〈二種類〉存在していて、一つ目が〈通常用〉所謂、日常生活を送る上で用いられる脳回路の事を指すが、コレは一般人と大差は無いモノとなっており、この通常時の脳回路の際の諸々の身体機能に関しては人並よりも優れている程度のモノとなっている。
    純也)次に、二つ目だが……コレが武豪の諸々の身体機能が人並外れていると言われる所以でもある。それが〈戦闘用〉の脳回路となる。コレは戦闘開始時及び戦闘途中の任意のタイミングで、当人が外部から脳内の特定部分を刺激する事で、通常時から戦闘用に切り替える事が可能とされている。そして、戦闘用の脳回路に切り替わると、脳が通常時よりも遥かに活性化される事により、人間離れした身体能力、五感、反射神経等諸々の身体機能が解放される形となっている。
    主)で、脳回路を活性化させた結果、その身体機能をフル活用する為の副次的効果として、演算能力や思考力も格段に上がる、と言うカラクリな訳だ。

  • 聖夜
    聖夜

    瞳華)ただ、メリットだけでは終わらないのが厄介な所で、脳回路を活性化させ身体機能の常人離れさせた事により、脳と身体に通常時よりも遥かに重い負荷がかかる様になり、その結果、身体的・精神的疲労を感じ易くなるのが、デメリットとして挙げられる。
    寅次郎)ただ、そのデメリットをまともに受け入れないのも武豪の恐るべき点で、特殊な呼吸法や歩法等の技術を駆使して、戦闘時の脳回路でありながらかかる負荷を軽減させる事を可能とした者も居る、と言うか……最早、大半の武豪が何かしらの対応策を講じているのが現状です。
    純也)……まぁ、武術に精通している武豪であれば、どの様な策を自らの心身に講じればデメリットを克服できるか、なんて意図も容易く思い付き実行・実現できるのでしょうね。
    主)……だが、幾ら対応策を講じても常人よりも疲労を抑え込める程のモノでも無い為、戦闘時の脳回路を活用するのは武豪であれど容易では無く、状況が限られてくると言う訳だな。

  • 聖夜
    聖夜

    瞳華)そう言う事だね。では、次は二つ目の特徴について、だね。

    瞳華)説明に書いた通り、武豪は単独行動を好み、群れる事を嫌う傾向にある。コレには主に二つの理由がある。まず一つ目は〈元々、本人がそう言った性格や思考・思想の持ち主である〉と言う点、二つ目は〈存在自体が常人から見て逸脱している為、他者から《孤高の存在》と認識されがちになっている〉と言う点、以上の二点だね
    寅次郎)まず一つ目について、武豪は〈自分の存在自体が常人から見て逸脱している〉事を自覚している。それ故に〈下手に他者に関わると、迷惑がかかる、危険な目に遭わせる〉と言った感じで、他者との積極的な交流を避けがちなんだ。だからこそ、二つ目に繋がる事でもあるけれども、自分から〈孤高の存在〉になる事で、相手側からも下手に関わろうと思わない様に立ち振る舞う傾向にある訳だね。
    純也)……次に二つ目ですが、一つ目で言及した様に、本人がそう立ち振る舞う事で、必然的に周囲の人間も、当人を〈孤高の存在〉と認識し、下手に関わろうとしなくなる、と言った感じですかね
    主)……それに、武豪の戦闘能力を目の当たりにした常人からしたら〈自らのコレまでの《武人としての努力》が馬鹿らしく思えてしまう〉のも、あるんだろうな。それ位、常人と逸脱してるからな、武豪は……だからこそ、武豪は単独行動を好み、群れる事を嫌う者が多い……と言うか、ほぼ全員が該当する。

  • 聖夜
    聖夜

    瞳華)だから、一部では……武人の中で〈武豪ほど生涯孤独になる者も居ない〉と評される事もある
    寅次郎)まぁ、コレばかりはね……それでも、何時の時代も積極的に関わろうとしてくれる優しき者達も少なからずは居るけども……
    純也)………本人から拒絶する事も多々ありますからね。シナリオに於ける中学時代の俺の様に……
    主)お前の過去……特に中学時代は見事に武豪の孤独を体現した様なモノだもんな。寧ろ、あんな状態から、よく前向きに立ち直ったと思うよ

  • 聖夜
    聖夜

    主)では、次に三つ目の特徴〈武術家ながら、高い魔術への才を持つ〉についてお願いします。

    瞳華)ん……武豪は先程名称の意味の話でも軽く触れたが、武豪は武術家でありながら武術のみならず〈魔術への才〉所謂 術師への才も持ち合わせているんだ。
    寅次郎)純粋な魔術への才で言えば当然ながら術師本家達には劣るが、それでも並の武術家や退魔師本家、退魔師と術師の混血児等よりは才能に恵まれているとされている。実際に武豪の中には退魔師や武術家の家系と術師の家系の混血児も少なからず居り、混血児ながら術師家系としての相承魔術を並の混血児よりも巧みに行使する者や、自ら固有魔術を編み出し行使する者も居る程である。
    純也)ただ、説明でもある通り武豪は本質的には〈武術家〉である為、武術に重きを置く戦闘スタイルの者が多く、魔術に関しては〈実戦に於ける第二の刃〉つまり、武術のみでは太刀打ちできない相手に対して行使するモノと言う考え方が主流となっている為、魔術をメインに使う武豪は世界規模で見ても限られてくると思われる。
    主)まぁ、実際瞳華さんと寅次郎さんも基本魔術は行使しない戦闘スタイルですし、純也に関しては武豪である事以外にも〈思想・価値観〉の件もあり魔術は滅多に使わないですからね。ただ、決して実戦で扱えない程に疎く、練度が低い訳ではないから……使えない訳では無く、あくまで〈武術に重きを置くが故に、魔術をメインで使いたがらない〉と言う認識が正しいかな?