2018年6月30日 川村 真洋 ソロ・ライヴ(第一部)レポート 2
5.SASUKE(川村真洋)
♫ひまわりのような笑顔で♫という歌詞が印象的で切々と今は亡き愛犬を思い出しながら歌ってるようで少し詰まってしまう瞬間や涙ぐみかける場面もあった。そして二番の途中でピックが割れるハプニング。再度二番の冒頭から歌い直すが盛り上がってきたところからの仕切り直しで雰囲気が若干重くなってしまったが次第に感情が高まり勢いを復活させて終了。
ここで客席前部に幕が降りてきて氣志團の綾小路 翔さんのビデオメッセージコーナーになる。準備に手間取り時間的には一曲分損をしてしまったような形になってしまったが今回のLIVEでは重要なシチュエーションだったから仕方が無い。幕が上がると恥ずかしそうな顔をしたAkira Sunsetさんがステージ上に居てなぜここでビデオメッセージコーナーを設けたかという意図がわかった。演出的にはそりゃあ恥ずかしいというのが本音、ここから二曲ギター&コーラスで参加。バンドメンバー等の助っ人がいないソロ・ライヴにとっては貴重な時間帯となった。
6.気づいたら片想い(乃木坂46)
Akira Sunsetさん作曲、ろってぃーの数少ない選抜メンバー入りした大切な曲をふたりで・・・。ギターの音色も弾き手が変わると表情が違ってくる。作曲者自身がこの曲のギター演奏は難しいと最初は煙幕を貼っていたが途中からコーラス参加、みんなが歌うべき部分を指示したり、手拍子を促したりして積極的に盛り上げてくれた。
♫感情を抑えても息が苦しくなる♫ 曲の後半のこの部分の感情表現が最高で時折うれしさのあまり崩れそうなところをうまく踏み留まりながらきちっと歌い上げた。全員参加型に誘導したAkira Sunsetさんの作戦勝ちで一気にフレンドリーな雰囲気になった。
続くAkira Sunsetさん参加の二曲目の紹介で会場は大盛り上がり。ろってぃーをイメージして作詞・作曲した曲の初披露。今日はその色のネイルをしてきましたと言うろってぃーの声はチャーミングでとてもうれしそうだった。
7.turquoise(川村真洋)
爽やかで淡いラブソングだがさすがにろってぃーの声質をよく知っているだけに歌いやすい音域から少し高めの音に移行してファルセットにさせる部分、よりやさしさを強調して魅力をうまく引き出している。まだまだ歌い込みが足りないのかもしれないが今後より深みが増して一段とレベルが高いものを聴かせてくれるものと確信している。
登場とは打って変わって颯爽と退出していったAkira Sunsetさんを「バイバイありがとー」と言った後の「行っちゃったぁー」という言葉のアクセントがおもしろくろってぃー流の表現に歌とは異なる分野で活躍できる素地を発見。いい相方を演じてくれたAkira Sunsetさんに感謝感謝。
「自分って弱いなぁと思ったときに聴いて・・・ポロポロ泣ける曲です。心をこめて歌いたいと思います。」と宣言して次曲へ。
8. 強くなりたい(平井堅)
言葉に違わずスローバラードを熱唱。これには多くを語る必要は無いだろう。気持ちが正に「強くなりたい」というフレーズに乗り移って会場に響き渡っていた。それを静かに聴いていただけの幸せな時間。カラオケではなくピアノの生演奏で是非もう一度聴いてみたい。
「実は次でラストの曲になります。括弧本編は・・・」として大好きな福原美穂さんの曲が再登場。
9.未来-ミライ-(福原美穂)
アップテンポな曲調に合わせて最初から自然発生の手拍子に乗って元気よく弾けて歌う。ここまでの曲の中にない激しい動きでアピールする。この曲はかなり歌い込んでいるのだろう、自信に満ち溢れ、強く深く周囲を圧倒していい勢いで締めくくる。
LIVE直前と同様に統率されたアンコールに対して「わたしにとっては今日がこの七年間で最高の・・・」という言葉に大歓声。
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