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収録CD:CALL ME
激しい曲もライブを一本やれるくらいは描いたしそろそろ歌物を一曲作ろうと思って作った曲。
急に明るい感じの曲を描いてしまったからバンドに持って行く時馴染むか不安だったけど案外大丈夫だった。笑
個人的に冒頭の3拍子からピアノだけになる部分はAcid Black CherryのRe:birthの冒頭みたいな雰囲気を意識して作ってた。
イントロからAメロにかけての雰囲気は高校生の頃によく聞いていたDaizy Stripperの「星空と君の手」のような曲を作りたいと思って作った。笑
https://youtu.be/XNY97pv-5Iw
Daizyの風弥さんは大学の先輩。
のちにDaizyさんとツアーを回る機会があった時に風弥さんにこの事も話した。笑
1サビが終わった後の間奏が1周転調していて次の週にまた元の調に戻るという技法を0.1gの誤算の"ナツイロドロップ"の1番のサビ終わり部分からこの曲に取り入れてみた。
音源でサビのドラムが1番が前半がハーフで後半が倍テン(倍のテンポで叩く早いリズム)のパターンで2番のサビが全部倍テンのパターンで叩いているが、ドラムのパターンで社長とかなり揉めた。
自分の中では1番のハーフから倍テンのパターンがかなりエモくて気に入っていて、2番もこのパターンでいきたかったが社長は「2番は全部倍テンの方がいい!」という意見で。
最初ライブやリハの時は社長の意見を完全に無視してずっと自分の思っているパターンで演奏していたらあるライブの日にメンバー全員で裏に呼び出され「今日は絶対に倍テンでやれ!客は絶対に倍テンを待っている!」とガチで怒られその日は倍テンでやらされた。池袋EDGE。
レコーディングの時も自分の思ってるパターンで録りたかったが社長と大揉め。
最終的に「売れたかったら倍テンで録れ」と言われ強行。レコーディングスタジオがピリつきながら今の形に至る。笑
今になったら聞き慣れたのもあるけどこっちで良かったなと。笑
この頃に無料配布音源のオムカエと蝿の反響が少しずつきて、でも自分の中では
「3、4ヶ月前まで前のバンドを組んでいて自分自身は何も変わっていないし、ずっと良いものを作っている自信があったのに何で今の曲だけ評価されるんだろう。過去の自分は何か間違っていたのか?」と思うようになり「昔の自分達は間違っていなかったんだ」と思いきかすように昔の曲のエッセンスを少しずつ今の曲達に入れるようにしていった。
だからこの曲のサビのギターフレーズは前に組んでいたバンド"LucaRia"の"cherish"という曲のギターフレーズとほぼ同じ物を弾いている。
デモタイトルは「心音」
心音1つも入ってないけど。笑
拓のトーク
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