KatharineKatharine2021年08月14日 02:18今は金沢に行きたい衝動に駆られています。二人が歩いた町を、景色を、海を、見てみたい。礼子が幸せでいられた僅かな時間。やっと本当の自分に戻れた時間。長い間冷たく凍りついたままだった礼子の心が、初めて好きになった人の腕の中でホロホロと解けていく様が心に残っています。そうですね、これは礼子の再生の物語でした。 美しく、賢く、およそ考え得る世間一般の最高の生活を彼女は手に入れていたのに、心はどこにも向いていなかった。でも、蛭間と再会し、彼のことを知れば知るほど何かせずにはいられなくなり、彼に幸せになってほしいと願うようになる。いや、その前に、ただただ彼に会いたいという気持ちが押さえきれなくなってしまう。その情熱を彼女は隠さない。なぜそんなにも蛭間に惹かれてしまうのか。その理由が緻密に描かれているのもこの小説の魅力のひとつだと思う。
KatharineKatharine1年前見城さんの感想に背中を押されて観てきました。村社会の閉塞感、当時の軍人たちの異様な高揚感、群衆心理の恐ろしさを目の当たりにしました。長らく封印されていた事件だけど、100年経った今、知らなくてはならない出来事だと思いました。人間はそんなに成長していないのだと。1139
KatharineKatharine9ヶ月前見城さん、ご無沙汰しています。バタバタな2泊3日の最終日に、やっと私も『スパゲッティながい』デビューを果たしました。12時過ぎに到着したので残念!見城さんとはニアミスでした。初めての『卵とベーコンのスパゲッティ』は期待通りの美味しさでしたし、壁の本棚に幻冬舎の本がびっしりなのもなんだか嬉しくなりました。シェフの手際の良さと、帰り際に「ごちそうさまでした」という私に向けてくれた笑顔がとても印象的でした。忙しくても丁寧なお仕事をされている方だと思いました。次回はバタバタせず、落ち着いて満喫したいと思います。1110
KatharineKatharine9ヶ月前↑ 嬉しいです!ずっと不義理をしている私なのに、こんなお言葉をかけてくださって、やはり見城さんは言葉の魔術師ですね。以前、「見城さんは人さらい」という表現をしたときに、そうではないと言われてしまいましたが、こういう言葉が私たちの心を丸ごともって行ってしまうんだなーとあらためて感じています。言葉が生き方を変える、そんな力を久しぶりに思い出しました。ありがとうございます♪66