メロン兄メロン兄2016年11月06日 12:211章「タケル」 『俺は天空寺タケル。18歳の誕生日に襲ってきた眼魔に倒され、生き返るために仮面ライダーゴーストとなって戦っていた。戦いは終わり俺は生き返ることができた。平凡な日常が続くはずだったが…再びデミアが街を襲う。そんなやさき、俺は姿を失ってしまう。元に戻ることはできるのだろうか。デミアまで残された時間は…あとわずか。』 大天空寺。 「タケル殿はどこへ行かれたのですか?」 「ねえ御成これを見て。」 アカリはテレビをつけた。そこには街が眼魔コマンドたちに襲われているニュースが流れていた。 「眼魔!?一体なぜ!?」 「新たなる敵出現?」 「ってことはタケルはすでに向かったのですな。」 「俺ならここにいる…どうしたら…」 再び姿を失ったタケルは大天空寺にいる。だがアカリたちが見えるはずもなかった。 「でもどうにかして気づいてもらわないと…」 その時だった。仙人が現れた。 「タケルはすでに消えた。眼魔によってな。」 「もしかしてタケル殿は眼魔にまた殺されてしまったのですかな!?」 「いや、タケルはおそらくこの部屋にいる。」 そしてアカリが言う。 「どういうこと?」 「タケルは…姿を消されただけだ。だからまだ希望はある。」 「姿が…また我々には見えなくなってしまったということですかな!?」 タケルはおっちゃんのおかげで透明になってしまったということをみんなに分かってもらえた。 「でもどうして眼魔はタケルを殺さなかったの?」 仙人が答える。 「それはおそらくあとでゴーストの力が必要になるからだろう。やつは再びデミアを実行させようとしている。」 タケルは独り言をつぶやく。 「だから…やつを早く止めないと!でも俺はもう変身できない…」 するとアカリが御成と仙人に言う。 「デミアを始められては困るわ。私達でなんとか止める方法を考えましょう。そしてタケルを元に戻す方法も…」 「そうですな!」 タケルは嬉しくなった。 「みんな…」 街ではあの強敵が蘇っていた。逃げまどう人々。その後ろには、5体の敵。そう、ガンマイザーだ。 「消去。」 つづく…