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メロン兄

2章「ヴァスコダガマ」 1人の男。デミアを手にしたこの男の名はデューク。再びデミアを実行させるために準備を始めようとしていた。 「邪魔者の排除はお前らに頼もう。」 と2つのアイコンを押すと2人の新たな眼魔が現れた。 ヴァスコ眼魔とコロンブス眼魔。 「さあ、頼んだよ2人。」 デュークは肩を叩く。 眼魔世界。 「そうか、分かった。今から行く。」 とマコトは電話を切った。そこへアランも近づく。 「どうしたマコト。」 「アカリから電話でな。向こうの世界で再び眼魔が暴れてるらしい。」 「なに!?一体なぜ…」 「わからない。だが俺たちも行こう。」 「ああ。」 その時だった。2人の前に新たなる眼魔が立ちはだかる。 「人間世界には行かせねえぜえ!」 マコトたちが驚く。 「眼魔!?」 「何者だ。」 眼魔が答える。 「我が名はヴァスコ・ダ・ガマ!!お前らを叩きのめす!ぎゃっはっは!」 「ヴァスコだと!?いくぞ、アラン!」 「ああ!」 2人はアイコンを構える。 「「変身!」」 『カイガン!スペクター!』 『テンガン!ネクロム!』 2人はスペクターとネクロムに変身した。そして2人をヴァスコが襲う。 ヴァスコ・ダ・ガマ。それはポルトガルの航海者、探検家である。ヨーロッパからアフリカ南岸を経てインドへ航海した記録に残る最初のヨーロッパ人であり、しばしばインドへの航路をヨーロッパ人として初めて「発見」した人物であるとされる。このインド航路の開拓によって、ポルトガル海上帝国の基礎が築かれた。 「こいつ…なかなか強い…」 「よし、こいつだ!」 『カイガン!ツタンカーメン!』 スペクターはツタンカーメンへと変身した。 次々にヴァスコを攻撃していく。 「ていりゃ!」 しかしヴァスコの一撃で2人は吹き飛ぶ。 「ここで負けるわけには行かない…」 立ち上がる。 その時後ろから1人の女性が歩み寄る。 「どうしてヴァスコが…まさか…」 アリアだった。 「姉上!」 アリアはアイコンを構える。 「変身!」 『ローディング!ネクロム!』 ダークネクロムPに変身した。戦いに加わる。 「アリア様!?大丈夫なのですか?」 「平気よ。気にしないで。それよりこのヴァスコアイコンを持ってるのは彼しかいないわ…」 「彼?」 「デュークよ。」 「デュークってあのデューク!?」 デュークはかつてアデルとよく行動を共にしていた。だがあるときデュークはアデルを裏切り2つの眼魔アイコンを奪って姿を消したという。 「マコト、あなたは先に人間世界へ行きなさい。」 「でも…!」 「デューク、彼は危険だもの。」 「…分かった。すまない、アラン、アリア様、ヴァスコは頼んだ。」 マコトは先に人間世界へと向かった。 「アラン、2人で倒すわよ。」 「ああ!行きましょう。」 2人の同時攻撃がヴァスコを次々に苦しめる。 「こいつだ。」 『テンガン!サンゾウ!』 アランはサンゾウ魂に変身。 『ダイテンガン!サンゾウ!』 『ダイカイガン!オメガディニッシュ!』 2つのわざでヴァスコは吹き飛ぶ。 「行くわよ。」 「ああ!」 『ダイテンガン!ネクロム!オメガウルオウド!』 2人の同時キックがヴァスコに炸裂した。爆発が起きアイコンは消滅した。 「やったわね。」 「姉上、私もマコトのとこへ向かう。姉上はカノンを頼む。」 「分かりました。気をつけてね。」 「はい。」 アランも人間世界へと向かった。 つづく…

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