良い例をご紹介したいと思います。
1.「死にたい」と言われたら、まずはお礼を言いましょう。そう「お礼」です。
「そんな、命に関わる重要なことを、私に打ち明けてくれてありがとう」と言うのです。ここが重要です。
「死にたい」等と言われたら、動揺する人が多いかと思うのですが、まずは「お礼を言う」ということを1番に覚えておきましょう。
2.「私で良かったら、あなたの死にたい理由を聞かせてくれる」と言って、隣人が死にたがっている理由をしっかり聴いていきましょう。
相手のほうに身体を向けて、相手のほうを見て、適切なタイミング・適切な音量・適切な声色で、しっかり頷きながら、相槌を打ち、話を聴いていくのです。
そして、適切なタイミングで、要約や明確化を入れていきましょう。そして時に、相手が「よくぞ聴いてくれました」と思うような質問をするといいでしょう。間違っても、相手の話、相手の考えや感情を否定しないようにしましょう。
3.隣人に、「私は、あなたが死んだら寂しい」と伝えましょう。死ぬことがいいとか悪いとか教えるのではありません。「あなたに会えなくなるかと思うと、私はとても寂しいし、哀しい」と伝えるのです。
4.隣人の抱えている問題に応じて、専門家や相談先を一緒に探したり、専門機関(カウンセリングルームやメンタルクリニック)につなげ、隣人の安全を確保するようにいたしましょう。
以上です。
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