ですが、 もう一度読むと、それにしては黄猿とフランキーが驚き過ぎている気がします。 『覇気をまとえばロギアに触れることはできる』けど、もしかすると、黄猿のピカピカのレーザーには触れることができないはずという設定なのかもしれません。 やとしたらそのレーザーを弾かれて、黄猿がこれくらい驚くのはわかります。 じゃあなぜサンジは蹴り飛ばせたか？ いくつかある可能性がこちら ①サンジがジャッジに改造された特殊な身体だから ②ドムシューズに光圧グローブと同じ機能が付いているから ③ドムシューズに海楼石がついているから ④サンジが言うように愛は光より強えんだという愛のパワー ⑤それ以外の可能性 僕は④と⑤の中間が正解じゃないかと思います。 まず愛のパワーとは？ ゴム人間のルフィに対し打撃でダメージを与えることができたのは(ヤミヤミで引き寄せる、海楼石で捉える以外では)ガープのゲンコツ(愛ある拳)とナミのツッコミのみ。 ガープが覇気をまとって子どものルフィを殴ることはないと思いますし、ナミが覇気が使えるかもみたいな描写もありましたが、昔の弱いナミではさすがにそんな事はできないと思います。 シンプルに ガープの言うように『愛のある攻撃ならば悪魔の実に対抗できる』はその通りで、さらに 『愛のある攻撃は誰でも触れられる』 んだと思います。 ただし、サンジはボニーに対して愛があるかといえば少し怪しいのと(ナミやロビンに対するレベルではない)、仮にあったとしてもその愛のパワーの矛先がおかしいです。 矛先というのはどういうことかと言いますと、 ガープのゲンコツは→ルフィへの愛の攻撃 ナミも→ルフィへの愛の攻撃 じゃあサンジは→黄猿や黄猿のレーザーに対して愛があるか？といえば、、ないです。 (もしサンジの言うようにボニーを守ろうとする愛の気持ちを持っていたら、ロギアに触れれる、としてしまうと、 過去に覇気を使えないたくさんの人も愛する人を守るためにロギアに触れたりできてるはずですし、ルフィは最初クロコダイルや黄猿に触れられなかったので、これは違います。) つまり今回、愛のある攻撃をしたのは 黄猿。 ベガパンクやボニーを愛しているから その殺意のない愛を含んだ攻撃はサンジでも触れられた。 そして黄猿はその光景を見て、自分でも気づかないうちに愛のある攻撃をしていた事に心底驚いた。 というシーンではないでしょうか。