明日妹が京都に引っ越すのですが、なんだか寂しいのでちょっとだけ思いを綴ってもいいでしょうか
前提として本人が望んでいての引越しだし、家にいる間は家族との言い合いも絶えなくて雰囲気は決していいものではなかったからなんとなく喜ばしいことかなと思っていたし、気持ちよく送り出せるかなと思っていたんだけどいざその日を控えると、、という感じです
小さい頃はよく騒いでいて本当にうるさい妹だったなー
気が強くて、俺はおもちゃで殴られて泣かされたことがあったり、同じ小学校に通い始めた時は俺が荷物を持たされるという謎(?)な上下関係の兄妹でした
中学に入って勉強熱心になってからは大人しくなったけどずっと反抗期で、昭和的な感性の祖父母とは喧嘩ばっかりで譲らなくてなるべく俺が仲裁してたけど、それもなんだか家族っぽくて悪くないなって思っていたし、今はなにより母が寂しそうにしているのが一番心にきています
公立の高校に行けなくて私立の学費のためにダブルワークを始めて毎日頑張って、妹が体調を崩して通えなくなった時はなんとか卒業させてあげる為に思春期の子供との適切な距離感に苦労しながらも支え続けて、全力で頑張ってた
親ってこういうものなんだなって思った
母という立場から見たときの寂しさは計り知れないけど、少しでも和らげてあげたいから今自分に出来ることは、なるべく健康でいて、元気に働くことかなぁと思います
話が逸れた←
……
正直、友達に自慢できるようなかっこいい兄では無かったし、自分のせいで妹の中学生活に迷惑をかけたこともあったから本当に申し訳ない気持ちでいっぱいだけど、心を開いて時々話をしてくれたり、勉強教えてって頼んできてくれたり恋バナして盛り上がったり、少しずつ信頼して貰えたのは凄く嬉しかったな
2DKに5人で住む激狭生活だったから、母と三人同じ寝室で寝るのが当たり前でそれが一旦終わりなんだなと思うと、やっぱり寂しいな
たまには京都に遊びに行くね
たまーにこっちに帰ってきてね
そして何より、元気でいてね
頑張れ!
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