7月31日(火)
8月末に私が脚本を務めさせていただく舞台があるのでそれの出演者オーディションに行ってきた。オーディション会場の扉を開けると3人の候補者がこちらをギンと睨み付けてきた。どういうつもりだ。一人一人個室に呼び、オーディションを行っていくことに。1人目が入ってきた。四季直樹くん。19才男性。四季くんは部屋に入るとまずとてもでかい声で「舞台!」と叫んだ。落としたすぎる。とりあえず舞台が大好きな様子。高校大学と演劇部だったらしいので演技力は大丈夫そうだ。砂糖水を湿らせたガーゼと舞台と書かれた紙を離れた場所に置くと舞台と書かれた紙に向かっていった。2人目は煙草かなえさん。29才女性。「演劇は未経験だが最近お金を貯めてミシンを買った」の一点張り。それ以外の情報を出そうとしない。落としたすぎる。マスクを取らないのも減点ポイント。3人目は菊池勇気さん。31才男性。どこかで会ったような気がする顔。数年前に芝居をやっていて俳優を目指していたが、今は夢をあきらめ普通の社会人。最後にもう一発だけ、先っちょだけでもいいから芝居がしたいとのこと。ただ、仕事があるので稽古に参加できるのは金曜の23時~23時半のみとのこと。落としたすぎる。スーツ着ているのかと思ったらスーツ柄のロンTだった。さて、いったいどうなることやら。
前へ次へ