ログイン
詳細
海絵(カイエ)
投稿画像

「悩め医学生」(泣くな研修医5)を読み終えた。 これは、主人公の雨野隆治が大学の医学部に入学してから国家試験に合格するまでの間に同級生と経験した、様々な試練と葛藤と医師になるための志が描かれている。 解剖や法医学の講習や、実際に病院で患者に接しての実習もあり、医学生の立場で病院の医師との揉め事があったりと、いろいろな角度で描かれている。 これを読んで、改めてお医者さんになるのって本当に大変なんだなぁと思った。 人の命を預かる仕事なのだから当然なのだろうが、寝る間を惜しんで勉強するとはこういうことなのだ、と。今まで、自分が寝る間を惜しんで何かに打ち込んだことなど思い出しもしない。 そうやって苦労して努力して自分の血肉にしてこそ、真の医師になるのだと隆治が言ってる気がする。 本書の最後に近い「最終学年」の章で病院見学の話しが出てくるが、見学先は隆治がその後7年間、医師として勤務する病院である。 ・・・私は、ある病院で事務職として勤めていたことがある。私は医学生の見学の担当だった。見学日の調整や、見学する各科の担当医師への連絡、また当日の各科への案内もしていた。たまたまかも知れぬが、ほとんどが国立大学の学生で、初々しいと思う人もいれば、とても落ち着いている人など、いろいろな人が見学に来た。何度も見学に来る人はたいがい、研修医の採用試験も受けに来た。そうして試験に受かり、それぞれの科で研修医として働く。 この本のエピローグでも、研修医として病院で働き始めた、隆治の様子が描かれ、シリーズ第一作の「泣くな、研修医」へと続いている。 ・・・そんな現場にいたので、とても身近に感じてしまう。どうしたってこの年でこれからも、自分は診てもらう立場であることが必然なのは分かりきってるのに、失礼ながらエールを送りたい気持ちになってしまう。 このあとに今年の1月に上梓された「外科医、島へ」と続くのだが、私はこの「泣くな研修医シリーズ」は、勝手に中山先生の私小説だと思って読んでいる。 もちろんフィクションではあるが、先生が書いている他の著書(特に、「それでも君は医師になるのか」などのエッセイが)を読むと、隆治の優しくて鷹揚とした人柄と言い、ゆっくりしたところなんかも何となく私は好きだなぁ、と思って読んでいる。 実は「外科医、島へ」ももう読み終わっている。医師になって7年目で島へ派遣されてそこでまた、いろいろと葛藤が待っている。 こんなところで何だけど、中山先生、応援しています。外科医はとにかく、いつも忙しい。その合間を縫って小説を書く先生はすごいです。 「外科医、島へ」の感想文は、また別の日に。では。

前へ次へ
カイエの独り言
トーク情報
  • 海絵(カイエ)
    海絵(カイエ)

    *上記について追記します。
    SNSをやってる人の中には、勝手に見られたり、勝手にフォローされたり、勝手に引用されたりするのを嫌がる人は、存在します。

    それは、SNSで少なからず、嫌がらせや誹謗中傷、パワハラを受ける、あるいはコメントで荒らされたり、といった経験があるのも一因かと思います。

    FacebookやInstagramでは、閲覧の範囲を設定できるので、制限の設定をして自らを守るようにしているのが現状です。

    ここはそれがなく、ひどく荒らす人を事務局でアカウントを停止しているようですが、グレーな場合は、自分で自分を守るしかないのですね。

    私は、何でもないInstagramの投稿を、同僚から上司に報告されて、結果、解雇に繋がりました。

    SNSはある意味、恐いです。

  • 海絵(カイエ)
    海絵(カイエ)

    昔、写真を撮られるときはものすごく緊張して、眉間にしわを寄せるような、かたい表情ばかりだった。

    でも、できれば睨みつけるような眼差しの写真よりは、笑って微笑んで柔らかな眼差しの方が良い。

    もし、いろんな場面で貴重な言葉や励ましを貰えたとしても、相手が恐い顔をしてては好意的に思えない。

    それは、いつも私が優柔不断で自己責任が持てない、臆病だから。自負勝手だと言われても仕方ないな。

    1
  • 海絵(カイエ)
    海絵(カイエ)

    やはり
    人は愛し愛されることで
    生きていける
    生きていて良かった!と
    思うことができる

    それが直球でなくても
    気持ちがこっち向きなら
    もうそれで 凄く嬉しい

    I won'na hold your hand.
    Would you hold my hand ?

    1
  • 海絵(カイエ)
    海絵(カイエ)

    私の認知は、いつも他人よりも遅い。
    私が1歩足を出したときには、
    他人は5、6歩先を行ってる。
    物事が、もう終わってることも多い。

    もっと街を歩いたり、雑誌を見たり、知らない場所に出向いたりして、自分にとって新鮮なことを仕入れなくちゃね。

    決して、SNSやメディアからなどでなく。

  • 海絵(カイエ)
    海絵(カイエ)

    スマホの通知設定のバッヂ。
    それを解消したいがためだけに開くときがある。几帳面な性格が裏目に出てる。

    すでに、支障のないアプリのバッヂを非表示にしているが、アプリをもっと絞り込んだ。
    これでさらに、時間の無駄をしなくて済むだろう。

    自己管理が甘くてダラダラしてしまう私には、このくらいのことが必要だ。

  • 海絵(カイエ)
    海絵(カイエ)
    投稿画像

    人間関係は距離感が大切。
    いくら親しい人でも、べったりはいけない。
    例え自然にそうなったとしても、近寄り過ぎて空気や温度が感じられなくなったら、その関係はダメになる可能性を持つ。

    更に相手の都合も考えず、「〇〇しなさいよ」などと上からモノを言うようになったらもう、お終いだ。

    私はこの間、そういう人と決別した。
    LINEで「今度、いつ会いますか」と来たので、「いろいろ忙しいです。」とだけ返信した。
    その人からはその後、全く音沙汰はない。