メロン兄メロン兄2015年10月19日 10:25 戦うが、進ノ介はロイミュードを取り逃がしてしまった… 進ノ介はドライブピットへ向かった。ベルトさんが言う。 「進ノ介、犯人はロイミュードだったな。」 「ああ、だが取り逃がしちまった。」 すると、ゲンさんと霧子が入ってきた。 「進ノ介〜、特状課が襲われてシフトカーが盗まれたんだってなー!大丈夫かー!」 「泊さん!大丈夫ですか?」 「あ、ああ。まあな。」 ゲンさんがこう呟く。 「デコトラがいない…そんな〜デコトラ〜」 「数台のシフトカー以外はなにも盗まれていないようだった。なぜ盗んだかというのより、謎がある。」 「謎?」 「ああ、犯人はロイミュード。だがやつは俺の名前を知っていた。そして、特状課の場所を知っていた。」 「確かに、そこが謎ですね。」 進ノ介は考え込む。 「そして、おそらくだが、そのロイミュードはだれかの指示で動いている気がする。それは幹部のだれか…だろうな。」 「うーん、いったいだれが…」 そして進ノ介はふっと、閃いたように、手を止め目を見開いた。 「俺を知っている…俺を進ノ介と呼んだ…特状課の場所を知っている…デコトラ…… そうか、繋がった!」 進ノ介はネクタイをシュッと締め、トライドロンに乗って走り出した。究ちゃんが盗まれたシフトカーの居場所をGPSで突き止めているため、あとはそれを追うだけ。そして進ノ介は前方に走って逃げるロイミュードを発見。 「待て!」 進ノ介はトライドロンから下り、ロイミュードを追いかけた。すると曲がり角があった。するとロイミュードは曲がり角を曲がり、見えなくなった。進ノ介も急いで曲がり角に向かう。そして曲がった。だが、ロイミュードの姿は見当たらず、そこにはゲンさんがいた。 「ゲンさんか…」 「大丈夫か!進ノ介〜」 「ああ…ロイミュードは?」 「ロイミュードならあっちへ行ったぞ!」 と、ゲンさんは指をさした。 「分かった、ありがとう。」 進ノ介は再び走り出した… だが…すぐに足を止めた。そしてゲンさんの方へ振り向く。 「と、言って、こっちへ行きたいところだが、そうはいかねえ。なぜなら……あんたがロイミュードだからだ、ゲンさん!」 「な、なに〜何言ってやがる。」 「俺を進ノ介と呼び、特状課の場所を知っていたのは特状課の誰かに違いない。そして、最大のヒントは、デコトラだ。盗もうとしたシフトカーとして、ゲンさんが好きだったデコトラベラーのシフトカーをチョイスしたのが間違いだったようだな。ったく、いったいどこでゲンさんをコピーしやがった。」 「正体がばれたならしょうがない。だが、あの男をコピーしたことが知られたからって、どうだっていい!」 そしてゲンさんはロイミュードの姿になった。 「ああ、そうだな。あとはあんたをつぶすだけだ。」 進ノ介はベルトを腰に巻き、構えた。 「変身!」 そしてドライブへ。2人は戦い始めた。 「シフトカーは返してもらうぞ。」 進ノ介はロイミュードが持っていたシフトカーを奪い返した。 「せっかくだ、これを使ってみるか。」 デコトラのシフトカーをブレスにセット。そしてレバーを入れる。 『タイヤコーカン!デコトラベラー!』 するとドライブはタイヤコーカンした。体にタイヤが刺さる。紫色で派手で和風なタイヤだった。タイヤにはいくつかのスピーカー。右手にはマイクがあった。 「なんだこのタイヤ。まるで一人カラオケボックスだ。」 進ノ介はマイクに向かって歌を歌いだした。するとスピーカーから、相手にしか聞こえない耳障りな雑音が流れた。ロイミュードは耳を塞ぎ、叫んでいた。 「や、やめろ。早く止めろ〜!」 「こっちは大熱唱だ。よし、必殺を決めるぜ。」 再びスピードに変え、ブレスのボタンを押し、フルスロットルを放った。ロイミュードにキックを放ち、爆発した。コアも爆発した。変身を解く進ノ介。 「やったな、進ノ介!」 「ああ、だが大事なことを聞き逃しちまった。やつはなぜシフトカーを盗んだのか…」 「さっき言っていたようにやはり幹部が絡んでいる可能性が…」 「ああ…」 するとそこへブレンが現れた。 「それは…わたしのことですね。」 「ブレン!?あんたがさっきのロイミュードに指示したのか?なぜ俺のシフトカーを。」 「実験ですよ、実験。それ以上のことは何も。」 「はあ?」 「それじゃまた。」 と、ブレンは去っていった。 終わり
メロン兄メロン兄8年前鳴海承太郎こんにちは、メロン兄さん。やじコメの返事、ありがとうございます。遅くなって、ごめんなさいm(__)m。照井竜と鳴海亜紀子の間に、生まれた子供が女の子とは、驚きましたよ…(^_^;)。返事遅れましてすいません…ですね、生まれていたとは