けや記
トーク情報- くっすん
くっすん けや記 巻2 黄色いウサギ列伝
第1話「黄兎来して、芽狗嗤う」
姓名: 黄色いウサギ (黄兎)
時代: がち昭和
国名: けやき坂46 (ひらがなけやき)
主君: 佐々木久美
職業: 黄巾賊
ひらがなを愛し、ひらがなに愛された女
そう我こそは全てのひらがなの育ての親
ボコッ!ボコッ!めーいちゃーん!(※1)
サンシャイン讃岐が生んだ絶叫系姐さん
佐々木久美氏の出現により、フォースが覚醒した遅咲きひらがなジェダイ。ひらがなメンバー全員のトークを契約するその愛情は、最早ひらがな全員神推しといった境地にある。トークとブログを読むだけで日が暮れる事も珍しくないとのこと。遠方ゆえ、現場に現れることは少ないが、代わりにド派手な祝花が事あるごとに会場に押し寄せる(※2)。祝花と同じく強烈な個性の為、握手会で瞬殺で認知されてしまうが、その親しみやすさから東村芽依氏に笑いながら握手を拒否される(冒頭の格言に引用)といった悲劇も巻き起こす。
心の声がダダ漏れの人である。主戦場であるTwitterで感情のままに呟いているが、主語が抜けており「ちょっと何言ってるかわからない」ことが多い。大量に呟いているときは、TVやラジオで坂道絡みの番組が放送されていると思って良い。ただし、録画した番組を見る時も同様の為、鵜呑みにするのは危険である。また、ラジオへの投稿が頻繁に採用されたり、メンバー発言由来成分100%のTシャツを製作する等、クリエィティブな一面も併せ持つ。筆者もウサギ氏製作のTシャツを1枚所持しているが、大のお気に入りである。
自称人見知りであるが、筆者は認めない。断固として認めない、絶対に認めない。あれほど喋る人はそうそう居ない、明石家の屋号を送りたいほどである。喋りながら、携帯を操作し、ビールを呑みつつ、息継ぎ代わりにポテトを口に運ぶ、その有様は、悪鬼羅刹の荒れたる如く、ひょうぷっつ、きんりきりきり、矢を振り絞り…、失礼!途中から講談になってしまいました。ウサギ氏のお喋り、それはもう講釈落語の域。それから普通、人見知りは握手レーン受付のお姉さんを口説いたりはしません。絶対に絶対に、絶対に認めない!
最後に、ウサギ氏が亡くなった場合、お葬式は「お経」ではなく「ひらがなけやき出演のラジオ番組」を流してあげるのが良い供養になるのではないかと思う。そうすることで、無事成仏せずに、愛するひらがなメンバー達の実に陽気な背後霊となるも、東村芽依氏には、いかんせん無視され続けることでしょう、お悔やみ申し上げます。その際は筆者も棺桶で爆睡するウサギ氏の代わりに、いつも持ち歩いているお菓子を弔問客に配って回りたいと考えている。締めくくりに敬意を表してこの言葉を送ろう。「貴姉は兎にも角にも猛烈です」
※1:
東村芽依氏を溺愛するあまり
発作的に発してしまう決め台詞。
※2:
けやき坂46宛の為、先頭に配置される
ことが多い。その存在感も相まって、
祝花の鍵開けを華やかに彩る様は壮観。
#けや記 #巻2 #黄色いウサギ列伝
#第1話 #兎来狗嗤 #兎死狗烹 - くっすん
くっすん けや記 巻1 ぐり列伝
第2話「肛門の壊」その1
両雄並び立たず、倶に天を戴きます
お茶碗片手に、結びの一番、大一番
見合って、見合って、レッドクリフ
待ったなし!はっきよい!残すな!
平成30年9月8日、俗に言う、平成最後の夏の陣。ついに恐れていたことが真っことに、できることなら逃げ出したかった、命からがら百鬼夜行。そう、欅界隈では知る人ぞ知る、あのバケモノ二人が一堂に会してしまったのです。では御紹介致しましょう、東方より出でしは、いつも現場にぬらりょん、猛るレポート鬼畜生、漢字妖怪・ぐり氏!(※1)。そして西方より出でしは、因幡の白ウサギならぬ、叫ぶ讃岐の化けウサギ、ひらがなおばけ・黄色いウサギ氏!(※2)。さあさあ、宴の始末を記しましょう。安心して下さい、筆者、耳の中までお経を書いておりますゆえ、命の保証はアルソック。
まずは場所選び。決戦の地を指定したのは、ぐり氏。漢字愛ゆえ、有明コロシアムで「かかってこい」か?はたまた敵地、日本武道館で「3days」か?いや待てよ、富士山麓にて「建国」か?そんな群衆が固唾を呑んで見守る中、ついに発表…、ででん、新橋!そう、サラリーマンの聖地…、新橋!もう1度言おう、SHI・N・VA・SHI…、新橋!意外だ。けや記ゆえ、本家の秦漢は項羽と劉邦になぞらえ、新橋で黄兎と虞劉邦のつもりか?漢字欅だけに漢の劉邦(勝者)を気取るつもりか?ダジャレか?さしずめ今日は鴻門の会か?いやはや全くもって謎多き漢(オトコ)である。
筆者、待ち合わせ時間10分前に到着も、既に待ち伏せている、ぐり氏。下見に余念がない、実に入念だ。在わすは都営浅草線・新橋駅改札・上手側…、ん?んんん?主君・齋藤冬優花に忠義を尽くすのであれば、過去のシングルポジションから下手側に陣取るのが筋ではなかろうか?…、はっ!ぐり氏のよたれかかる壁、それ、パン屋の壁!筆者はぐり氏が事あるごとに、みーぱんこと佐々木美玲に色めき立っていることを知っている。ふっふっふ、隠しひらがな愛が溢れておりますぞ、ぐり氏!…、はっ!背後が「ひらがな」ということは、ウサギ氏これでは攻撃できないではないか!背水の陣ならぬ、背ぱんの陣!策士め、いやはや全くもって恐るべし漢である。
さてさてその日の、ぐり氏の装束、見てあらば、黒地に白の陣羽織、前立て取ったる漆黒の兜。更には、やあやあ、遠からん者は音にも聞け、近くば寄って目にも見よ!胸当てに、白糸で頑と縫い縫いたるは、毘沙門天でもなければ、不動明王でもなし!そう、欅坂46は名物マネージャー、やっさん!ど根性ガエルのピョン吉よろしく、胸いっぱいに広がる、やっさん!の、顔、面!しかも、それだけでは飽き足らず、背面にも三途の川を渡る、やっさん!そして六文銭の代わりか、それを見送る平手友梨奈とクジラとピカチュウ、を遇らうと言った仕事の凝り用(※3)。いやはや全くもってワケのわからん漢伊達である。
※1:
ぐり氏の人となりについては
巻1「ぐり列伝」第1話を参照。
※2
黄色いウサギ氏の人となりについては
巻2「黄色いウサギ列伝」第1話を参照。
※3
平手友梨奈画伯がSOLで描いた
欅坂46マネージャーやっさんの似顔絵
マスクバージョンを前面に
あの世バージョンを背面に
でかでかとプリントした黒Tシャツ。
#けや記 #巻1 #ぐり列伝
#第2話 #その1
#肛門の壊 #鴻門の会 - くっすん
くっすん けや記 巻1 ぐり列伝
第2話「肛門の壊」その2
一方、ウサギ氏である。この人は何故か毎度毎度、乱気流と共にやってくる。ダウンバースト、ウィンドシア、後方乱気に山岳波、横田空域なんのその、寄せては返す、めーーいちゃーーん!…、滅茶苦茶だ。筆者は密かに、アンゴルモアの大王とは、彼女のことだと思っている。そんなノストラダムスの戯れ言を、大人は信じてくれないと、ヘッドバンキングする飛行機を膝下に、大王、成田へ到着。そして乗り換えたるは、お嬢の愛馬・ヴォルフラム!…、ではなく、京成スカイライナー。何度もバウンドしたでしょう、何度も脱線したでしょう。それでも定刻通り新橋到着。良く耐えたね、お疲れ様です、ヴォルスカイ。
さてさてその日の、ウサギ氏の出で立ち、改札の向こう下手側から、得体のしれない白3つ「揺れて揺れて今こちらへ、何かわからないまま、揺れていたのは、ye llow rabbit」(※4)、河村隆一も吃驚、顎伸びすぎて「ブラジルの人、先っちょ出てますか〜!?」ってな具合で、日に焼けて全身真っ黒け。今夏のFES修行の賜物か、白い部分は、目と歯だけ。本名、松崎しげ子じゃなかろうか?さては闇討ち?されどもここは大東京、都会の明かりに煌々と、照らされウサギ忍法帖、くのいち無念の断末魔、あそ〜れ、めーーいちゃーーん!…、無茶苦茶だ。
さてさてその日の、ウサギ氏の装束、こちらも負けじと黒Tシャツに自作の拵え。前面にでかでかとデザインロゴで数字の「41」を、はてさて何の数ぞ?と思いきや、答えは背中。漢字欅、ひらがなけやき全41名の名前をローマ字でプリントしているではないか!そしてちゃっかり、左上の1番良い位置は、ママこと井口眞緒に献上するという仕事の凝り用、さすがダルマ民族の末裔である…、にしても、やりくちが遠山の金さん(桜吹雪)と同じ!遠山と言えば、とーやま校長!二人して、黒地に白のSOL繋がりと、のっけから奇妙なところでシンクロニシティ、いやはや先が思いやられる。
ついに両雄、邂逅す。決戦場所への道すがら、ここが○○のブログに出てたラーメン屋、ここは○○で○○がロケしたスタジオ、そしてここが○○と、欅ツアーコンダクターと化す、ぐり氏。そして、さもありなんと相槌を返す、ウサギ氏。筆者は半分程しか理解できず、さすが頂を目指す二人は違う。その間も、ぐり氏、主君・齋藤冬優花への忠義立てか、やたらと豚に反応す。街角に、豚が描かれた巨大看板を発見した折には、断りを入れ写真撮影を開始。1〜2枚撮って終わりかと思いきや、アングルに並々ならぬこだわりをお持ちの、ぐり氏。ローアングルから舐めるように「いいよ、いいよ」と大撮影会。その異様な様を見たウサギ氏、筆者にそっと呟いた「あらやだ、ちょっと(距離)離れましょ」。
※4
LUNA SEA「ROSIER」の替え歌
#けや記 #巻1 #ぐり列伝
#第2話 #その2
#肛門の会 #鴻門の会 - くっすん
くっすん けや記 巻1 ぐり列伝
第2話「肛門の壊」その3
ついに両雄、到着す。ぐり氏、赤々とした看板を前に立ち止まる。そこには、頂点石焼麻婆豆腐と記されており…、そう!こここそが「欅って、書けない?」でお馴染み、激辛麻婆豆腐で有名な中華料理屋「味覚」である。守屋茜を病院送りにし、主君・齋藤冬優花も個人PVで討ち死にした、曰く付きの店である。主君の仇討ちか、ぐり氏?忠臣蔵ならぬ、忠臣ぐりか?そんな大石ぐり之助を先頭に、我々敵持ち御一行、火焔太鼓を打ち鳴らし意気揚々、地獄の入口へと階段を下る。そして、入るやいなや客のおそるべしメガネ率に圧倒される。麻婆豆腐から立ち昇る湯気で粘膜及び気管支がやられるという噂はまっことか?優勝ビールかけの水中メガネの如く完全武装した常連尻目に、我々裸眼御一行、いざ着陣!
ぐり氏、メニューを開く。すわ、こちらを睨み麻婆豆腐は最後に食べないかと相談を持ちかける。ウサギ氏、一閃「最初に食べましょ」、賛成である。なにせ我ら三人、おそらく年齢足すと100歳オーバーである、いかんせん、食が細い。協議の結果、2対1で最初から挑戦することに。ぐり氏、腹は決まった。が、しかし!激辛注文、喰い気味で断られる。店員、この上ない仏頂面である、ホトケの頂きと言うよりも、ホトケの顔も御百度参りin丑三つ時といった按配な訳で、ようするに死神である。ぐり氏、食い下がるも、向こうも必死、なにせ他の客が咽び泣き匙を投げて帰ってしまうほどの破壊力である。しばし問答した上、1ランク下の中辛?で手打ちと相成す。さあさあ準備は整いまして、頂点石焼麻婆豆腐、かかってこい!
濛々と立ち昇る湯気、頂点石焼麻婆豆腐、到着す。筆者、ここは1発、ひらがな推しはオードリー春日氏の「ちゅど〜ん、ケホケホッ」の下りを試みようとするも、ここは戦場である、ふざけていては命取り、やむなく断念。そんな妄想も湯気も治まる気配のない中、ぐり氏のとうふ撮影は続く。カシャリカシャリとインスタ女子か?インスタグリムか?ヘンゼルウサギは一緒に注文した草を食べ、筆者のお腹はグレーテルと爆音を、グリム動画は未だに止まず…、いや静止画か…、と意識がドイツにメルヘンに、フライトするぜテイクオフ、といったその時、納得の1枚が撮れたのか、ぐり氏、ついにレンゲを手に取る。時間いっぱい待ったなし!さあさあ準備は整いまして、頂点石焼麻婆豆腐、かかってこい!
ぐり氏、食す。眼前のレッドクリフなんのその、元々激辛耐性があるのか、がっつく、がっつく。大したことのない辛さに「ふざけるなよ、サイトウ!」を連呼。主君の推しタオルを肩にかけ叫ぶ様は、まるでアントニオ猪木の如し。店内の皆さん、勘違いしたかと思いますが、マサ斎藤ではありません、齋藤冬優花です、あしからず。一方、ウサギ氏も負けず劣らず、がっつく、がっつく。物足りないのか御両人、追いトウガラシを追加。それでも平気らしく、にこやかに御歓談。ただその内容たるや、翌日の肛門だけが心配と、ほぼほぼウンコの話、茶色いモノを食べながらようやりますねと肛門の会。そんなバケモノよそに筆者も1口あな悶絶。激痛に小躍りする筆者を見て嘲り笑う、ぐり氏。白米をそっと差し伸べてくる、ウサギ氏。ウサギ氏、この戦、加勢致しますぞ!
その後、戦意喪失した筆者をよそに、ストロングスタイルでガツガツ食べ続ける、ぐり氏。「あ痛くて、あ痛くて、震える」と舌震わせてプルプル食べ続ける、ウサギ氏。そんな中、事件は起こる。激辛激弱の筆者は門前払いということか?店員よろけた拍子に麻婆豆腐をぶちまける。そして、華麗にエアーを決めるソレの放物線上にいたのが筆者、左下肢を中心に茶色い洗礼を浴びる。普通は、お水ですよね?こんなの初めて❤︎と動揺する筆者を見て、高笑い、ぐり氏。おしぼりをそっと差し伸べてくる、ウサギ氏。恒例のパターンかと思いきや、ぐり氏も何かを差し伸べてくる。これは!渡邉理佐のラバーチャーム!くれるというのか!ありがとう!ぐり氏、この戦、加勢致しますぞ!
#けや記 #巻1 #ぐり列伝
#第2話 #その3
#肛門の壊 #鴻門の会