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修治
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ドイツ語などのゲルマン語属には、Umlaut(ウムラウト:ä ö ü Ä Ö Ü ß)という〝母音交替現象〟という発音上の独特のルールがあるけれど、ロシア語にも〝ミャーフキィズナーク:ь 〟と呼ばれる軟音記号というものがある。 ヨーロッパ語属には名詞に性(男性・中性・女性)があって、それによって6つの格(主格・生格・与格・対格・造格・前置格)を使い分けて会話したり、読み書きする。 ややこしいのが、名詞の性の見分け方には、ザックリとしたルールはあるのだけれど、本当にザックリなので例外が多すぎる・・・という難点がある。 基本的には名詞の性は言葉の語尾で見分けるのだが、上に書いた軟音記号であるь で終わる名詞には男性名詞も女性名詞もある。 しかも沢山ある( ;´Д`) 語尾による見分けがつかないから、言葉一つ一つを個別に覚えるしかない。 なぜ語尾が同じ名詞が、男性名詞か女性名詞か?判別しないといけないのかと言うと、格変化させる時に、男性名詞と女性名詞は変化形が違うからだ。 上に名詞の性の見分け方には一応ルールがあるけど、それに則らない例外が多い・・・という事を書いたけれど、大体コレを説明したところで、理数系の頭の人はアレルギー反応を起こしてしまう。 理数系の頭の人にとって、法則や定理・定義、公式といった類のものは〝絶対のモノ〟だから。 ロシア語が話せないロシア人(3歳でアメリカに移住してしまった為)である天才科学者であり、作家のアイザック・アシモフは、たしか大学生(飛び級で高校を卒業し、15歳でコロンビア大学に入学)の時に、祖国の言葉が話せないのはマズいと考えたらしく、ロシア語の勉強を始めたのだが、2ヶ月で放り出してしまい諦めた。 根っからの数学的思考だったのだろう。 ところが文系の頭(文系的思考)の人は、理数系の頭の人の様には、難しい言語でも諦めたりはしない。 曖昧で茫洋としたものであっても、学習過程でアレルギー反応を起こしたりはしないのだ。 おそらく理数系の頭の人は、文法というものを数学の法則や定理の様に考えているのだろう。 だからそれに当て嵌まらないものが頻繁に出てくると苛々してしまう。 ところが実際のところ、文法などというものは〝人の読み書きや話す言葉には、統計的に診てこんな傾向がありますよ〟といった程度の物なのである。 ぶっちゃけて言ってしまうと、文法とは〝無いよりはマシ〟といった程度なのだ.爆 話しをロシア語の名詞の性別に戻すと、だから軟音記号ь で終わる名詞は、男女の区別がつかないから代表的なものを覚えるしかない。 で、Facebookのロシア語学習のコミュニティのモデレーターである自分は初級・中級者用に、そのリストを昨日作っていた。 そしたら困った事が。 動物の〝馬〟を表す言葉に2つの単語があり、どちらも語尾がь で終わっており、かつ男性名詞と女性名詞に分かれているのだ。 лошадьという単語とконьという単語。лошадьが女性名詞で、коньは男性名詞。 どちらも語尾はьで終わっている。 лошадьは既知の言葉だが、自分はконьは昨日初めて知ったのだった。 コレはややこしいな、と思い調べてみたら、どうやらконьはかなり文語的な馬の表現であって、軍馬という意味があるらしい(軍馬なんてモノ自体、現代にはもう存在しない) なるほどね〜勉強になったわ。 〝教うるは学ぶの半ば〟なんて言うけれど、正にそれだな.笑 最後に、ヨーロッパ言語に多い名詞の性だけれど、コレは男性的要素があるから男性名詞、女性的だから女性名詞という限りではない。勿論そういう意味もあるのだけれど。 窓окноとか海море、牛乳молокоなんて名詞は中性名詞だ。 一応念のために書いておかないとね・・・ でないとコレ読んだ〝かずさん〟が「中性名詞ってオカマやニューハーフのことかな?」なんて勘違いするかもしれないからなぁ.笑

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修治のトーク
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  • 修治
    修治
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    2号店のスタッフが終電で上がる時間に合わせて、自分もそちらの店へ。
    お客さんが途切れたタイミングで、カウンターに座って本棚から適当に取り出して、ジントニック🍋‍🟩飲みながらパラパラと読んでみた。
    ・・・・・びっくりする程ツマラナク感じた(爆)初めて読んだ時は、コレも面白く感じたものだが。

    ブコウスキーが面白く感じなくなったわけじゃない。彼の作品は通年、気が向けば気まぐれにページを開いた箇所から読んでいるけれど、最近だって『勝手に生きろ!』
    や『死をポケットに入れて』を読んだ時は相変わらず面白かったわけだしw

    まぁ、この『ブコウスキーの酔いどれ紀行』は...ブコウスキーの書く文章よりも、ブコウスキー本人が、その為人(ひととなり)が好きな人には向いているんだろうし、彼のキャラクターが魅力的に感じるだろうから『面白いです』って言うのだろうな。
    自分は彼のキャラクターが、というより彼の書く文章の方が好きだから、正直なところ、この『ブコウスキーの酔いどれ紀行』は、今回は全然面白く感じなかったどころか『ブコウスキーはエッセイが下手くそだな。読んでて退屈で仕方ないわ...』って感じてしまった😅

  • 修治
    修治

    英米文学が好きな自分にとっては、今度2号店の方にいらっしゃるお客さんは...堪らないね。今から楽しみだな。

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  • 修治
    修治

    社会人になって出場出来る将棋の個人戦ではなくて、団体戦という事ならば【社団戦】と【職団戦】というメジャーな大会が2つある。
    今回はその【職団戦】について。まずは職団戦の参加資格だが...

    【将棋職団戦の参加資格について】
    《参加資格》
    ◾️同一職場(会社・工場・役所等)で1チーム5名で編成
    ◾️同一職場で2チーム以上の参加も可
    ◾️OBは定年退職者に限定
    ◾️パート・アルバイト等の短期労働の方のご出場は不可
    とまぁ、ざっくり言ってこんな感じ。
    しかし、この参加資格自体が現状に関して言えば、かなり曖昧なのだ。

    短期労働の除外というのは、露骨な傭兵・助っ人を防ぐ意味でうなづけるが、雇用形態も多様化している今の時代では、不明確な点も多い。
    短期雇用契約を繰り返す場合や嘱託や派遣はどうなのだろう?
    またグループ会社社員はOkなのかという問題も昔からある。
    グループ会社も、あくまで別会社で同一職場というのは無理がある。

    最近多い〇〇ホールディングもよくわからない。もちろんホールディングの本社に勤務しているメンバーなら問題ないが、単にホールディングが同じというならグループ会社と同じで同一職場ではない。

    もっとわからないのが、たくさん出ている「〇〇士業」の会だ。
    具体的にいうと弁護士会とか税理士会で出場しているチームがそれに該当する。
    これは慣例的にOKになっているのかもしれないが、同じ事務所ならともかくグループ会社に比べても、同一職場性はさらに希薄である。そもそも雇用関係がない。

    大昔は喫煙具協会(煙草を吸っている人・喫煙者🚬)や理髪業組合(床屋💈に行ってる客)といった、明らかにインチキなチームがあったが、この辺は論外としても雇用形態・退職形態・そもそも「職場」の形態が多様化している昨今の状況下では、同一職場の定義については柔軟に考えてもいいのではないだろうか...なんて思う。

    自分は貿易の仕事と、飲食店を2軒やっているから、会社として職団戦にチームを出す事は出来るのだが、やはり貿易業の方と飲食店の方では、同一職場という事にはならない。しかし分けてしまうと、そもそも大会に出れるほどのレベルの将棋指す社員はいないw
    どこの企業も似た様な理由で、グループ会社の社員達の寄せ集めチームになっているのだろうな。

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