辞める理由が2度とも持病。総理も無念だろう。
私は安倍総理と親戚のような病気を患っている。親戚というのは私のイメージで病理学的には分からない。総理は大腸。私は小腸。共に特定疾患だ。
ちなみに小腸は病知らずの臓器と言われ、私の病気はたいそう珍しい。病気をするとこんなところで自慢したがるんだよ(笑)。
自分語りで失礼。
3度目の手術を勧められたとき私は固辞した。過去2度の手術のあと体がひどくきつかったから。臓器の一部を摘出するものだったからきつくて当たり前なんだけど、3度目はもう御免被りたかった。
ところが主治医から「内科医としてやることはすべてやった。いま手術に踏み切らないと命の保証はできない」と言われた。
あっさり降参だ。まずは生きることだから。でも手術はやはりきつかった。
この病気はオペをしても再発する可能性が高く、それは医者からも言われていた。だから再発する前にいろいろやることを決めていた。少しだけ夢を見れればと……
そんな期待も虚しく術後1ヶ月余りで再発した。術後の入院期間だけが健康だったという皮肉。
このときは本当に精神的に参ってしまった。家族におかしな事を口走ったんだよ。完全にやられてた。
これが31歳のとき。
この病気はストレスが大敵だ。総理の病も同じだと思う。もちろん私と総理とでは比較にもならない。抱えている責任がでかすぎる。
せめてコロナが収束するまで持ちこたえてくれと願ったに違いない。医者から命には代えられないと説得されたかな?あまりに無念だ。
薬は何を飲んでいるのだろう?メサラジンとかが有名だけど。自分は途中からペンタサを飲み始め、これが劇的に効いて今は寛解している。もちろん薬は相性だから分からない。
しっかり養生してほしいと言うしかないね。
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