乃木坂が下火になれば日本のアイドル業界そのものが衰退するだろうというのは少し前から思っていて、もうAKBから続いたアイドルブームの終焉は近いのかもしれない。 気になるのは秋元先生が乃木坂のライバルグループを作ろうと画策しているらしいという噂。飛鳥ちゃんの卒業で乃木坂の勢いは今までより劣るだろうというのは想像に難くないのに、なぜこのタイミングで今まで手をかけて育ててきた乃木坂を相対的に落とすような戦略を取るのか。人は新しいものに興味を示すんだから、ファンが流出してしまう。 AKB公式ライバルとして乃木坂を作ったとき、AKBファンは同じことを思ったんだろうか？考えてみたけど、あのときのAKBは全盛期で、AKBファンは新しくグループが出来たところでAKBに敵うわけないと思っていたはず。だからこそ、多少の反発はあったものの大半のAKBファンが乃木坂を温かく迎えてくれたんだろう。 今の乃木坂はどうか。大衆に名の知られたメンバーはもう多くないし、補強として採ったであろう5期生の加入もいろいろあったせいで正直失敗だった気がする。それに加えて飛鳥ちゃんの卒業。もう乃木坂に勢いは残っていない。乃木坂には箱推し文化があるので、あるメンバーが好きというよりは乃木坂46というグループが好きというファンが結構いると認識している。そういう箱推しファンは、このタイミングでライバルグループが出来ることを知ったら反発するだろうな。乃木坂を守るために。そうなると、乃木坂ファンの民度が問題視され、結果として乃木坂の株を下げることになるし、新グループにとっても最悪のスタートになる。誰も得しない。本当にやるんだろうか？やめておいた方がいい。