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ニョッキー(SEO/お笑い芸人)
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AKB48大森美優出演舞台『勇者セイヤンの物語(真)』レポート http://rensai.jp/229183 http://seoske.hateblo.jp/entry/oomorimiyuu-seiyan この物語は簡単に説明すると、RPGの登場人物の人間ドラマで、RPGの設定や小ネタを入れた作りとなっています。 少年ジャンプ的な主人公の勇者、そのライバルとなるもう一人の勇者、「ラスボス」という役名のモンスター、そして「エタノール」というモンスター。この4人の物語に見えました。 私はこの中で「ラスボス」が一番ヒーローに見えました。 セットが凝っていて、RPG風の雲が書かれているのですが、その雲がスクリーンになっていて、そこにオープニングとエンディングに文字や絵が写し出されるんです。この細かい演出には感心しました。 それと、RPGの舞台ですので、効果音や光の演出を沢山使っており、音響さん、照明さんもかなり大変な仕事だったと思います。 RPGの設定の物語なので、RPGをやった事のある方にはすんなりと世界観に入れる舞台だったと思います。 私は「ドラゴンクエスト」の1作目、まだブレイクする前のドラゴンクエストを予約して買ったという元小学生ゲーマーですので、RPGの知識は一通りあり、楽しめました。 途中でちょくちょくお笑いの小ネタが入るのですが、お客席の反応はもう一つでした。 偉そうなことは言えませんがお笑いだけの舞台をやってきた私からすると、イケメン美女ばかりの出演者でお笑い得意な方がいなかったのかな、と思います。私のような「ぶさいくなおっさん」が一人くらいいたほうがアクセントになると思います。(呼んでくれれば・・・(笑)) その中で「スマホの課金ネタ」が一番ウケてました。 「【カキン】というモンスターがいて吸い取られる~」みたいな感じです。 そしてもう一つのギャグの演出で思った事があります。 「合格マン」と「必勝マン」という、格闘家のようなコンビがいるのですがこの二人が実は受験生で、主人公が「勉強しろよ」と突っ込むシーンがあります。そして「…俺達は【指定校推薦】だ」というフレーズがありウケてました。 ここで私なりの改善アイデアがあります。 物語の終盤のシーンでのこと。主人公が、RPGの定石として「セーブしているのでリセットしてやり直せる」というのがあるが、主人公はリセットしようとはしない。しかしエタノール(?)によってリセットされ、皆に出会う前に戻ってしまった、というシーンがあり、必勝マンと合格マンが再び登場し、「指定校推薦だ」と言います。 この脚本、私なら主人公が『指定校推薦なんだろ?』と言い、「合格マン」と「必勝マン」が「なんで知ってる!?」とリアクションした方が面白くなったな…と思いました。 お笑いのコントで「RPGのパロディ」というのは考えがちな題材ですので、色々なお笑いネタを考える、入れる余地があるなと思いました。

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