『南から来た男』
ネットで拾ったものを読みました。

舞台はジャカルタ。
登場人物の全てが、外国人。
語り手は第三者。
酔狂かと思わせて、実は･･････な老人。
アメリカの士官候補生。
ナンパしたイギリスの女の子。
そして･･････

実は相手にとって圧倒的に不利な賭けを、あたかも簡単であるかのように思い込ませる、老人の策略。

戸惑わせ、戸惑わせたままにするための舞台と演出に、士官候補生は上がってしまう。
同じく戸惑わされた第三者の存在にも、気持ちに拍車をかけられて。

心理描写は抑えつつ、読書の想像を膨らませる。
そして最後のドンデン返しからの、不気味なフィナーレ。

ざっくりとメモ。

_φ(｡･_･｡ )

#南から来た男
#ロワルドダール