今日はゆっくり読書の日です。凪良ゆうさんの『汝、星のごとく』を読みました。これは、暁海と櫂の2人の視点で交互に描かれる物語です。大人にならなければならなかった子どもであった2人が、本当の大人になっていくところが、ひどく哀しかったです。好きな言葉があります。「求め続けたもののいくつかを手に入れて、いくつかを永遠に失った。後悔はしていない。全てが必要な遠回りだった」(P341.L14-15)この、「後悔はしていない」という言葉に、暁海が大人になり、強さを手に入れたことが表れているような気がして、すごく羨ましくなりました。私も遠回りしてでも、何かを失うかもしれないけれど、いくつかの欲しいものを手に入れ、そして後悔しないように生きたいと思いました。そして、私にとってその「欲しいもの」が何かを明確にしなきゃなぁ、と思いました。#汝星のごとく #凪良ゆう #まなもの本棚
前へ次へ