・一昨日あたりから、数名の知人から、「4月2日に東京都に緊急事態宣言が発令される」という特別な「情報」が寄せられていました。けっして怪文書を送るような方々ではないのですが。「そういうことはありうるなぁ」と受け止めていました。 急に外国の例にあるような都市封鎖になっても、あわてないように準備をしておくつもりではいました。たしかに、東京の新型コロナウイルス感染の拡大は、ずっと「正念場」だとか「瀬戸際」ということばで語られるような状況にありましたから。ぼくが信頼して発言を追っている専門家の方たちも、「予断を許さない」と緊張感のある発言をしています。大きな規模のイベント中止も続いていましたし、都知事による外出自粛のお願いもあり、状況は、厳しい方へ向かっているのはたしかでした。 こういうときには「よい風見鶏」になって、変化に合わせて柔軟に対応していこうと決めていました。ですから、ひと月近い都市封鎖もあり得ると考えて、そうなったときの仕事のやり方の予行演習や、決まりごとづくりは始めていたので、聞こえてくる特別な「情報」があってもなくても、「ほぼ日」なりの対応をしてはいたのでした。 特別な「情報」が流れたほうが、急な宣言があるより、買いだめなどのパニックに時差が出て都合がいいのかな？　であるとか、素人くさい推理などもしていました。ただ、「メディア、外国大使館、政治ルートから、別々に入っている情報です」というような但し書きは、かえって「？」という感じもありましたが、どうせ準備をしなきゃならないことなのだから、おちついて相談して、やわらかな判断をしました。 というわけで、官邸も都知事も否定した「情報」は、ひとつのきっかけとして利用させてもらいました。それぞれの乗組員にとっては、「留学期間」みたいな、まったく別の学びをする機会になると思います。もちろん、うれしくてやってるわけではないです、自由や交流を制限して過ごすわけですからね。 今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。そして、医療やインフラの関係者とご家族に感謝と敬意を。 ＊今日のダーリン辺りをコピーしましたm(_ _)m 「よい風見鶏」って良いなと素直に感じました。 自分も「よい風見鶏」になって、変化に合わせて、柔軟に対応していく人を目指そうと思いました。 #目指せよい風見鶏