鈴鈴2015年04月25日 20:33布団に埋もれたまま目覚ましを止める。 目覚まし時計を布団のなかに持ってきて時刻を確認、長針は丁度12のところに、短針は7のところにとまっていて、短針のすぐ後ろにも針がある。
鈴鈴9年前昨日、自分で設定した時刻だ。そろそろ起きて新しい学校へ行く準備をしなければならない。しかし、外では桜が咲いているとはいえ、またまだ寒い。暖まった布団から出るのは気が引ける。こうして布団に埋もれたまま、まだ微かに残る睡魔に身を委ねて、二度寝を決め込みたいところだが、そういうわけにはいかない。入学式初日から休めば、要らない注目を浴びることになってしまう。