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ゆめみん@野菜の妖精

広々と清潔なカフェで、女性は黒い帽子をかぶったまま肘をつき物思いにふけった顔をしている。 外を見つめたままガラス越しに歩く人々を見つめていた。 「すてきな出会いはないかしら」 時間がすぎると頼んでおいたケーキが運ばれてきた。 センチな気分とは程遠いいちごのケーキを見た彼女は、「ここに出会いがあった。「このケーキおいしすぎ」 花より団子とは彼女の事であろう。

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描写比喩研究会
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