乃木坂2015年総括 2014年年末度重なる不祥事、涙の中幕を閉じてしまった 恐らく色々なズレが生じてしまっただろう しかし、 このズレが、 メンバーへの想いが 一人一人の危機感が 11枚目シングル『命は美しい』を素晴らしい作品に昇華させた 2014年で紅白に出ていたら、もしかしたらこんなに激しいダンスユニットになっていなかったかもしれない 今思うとそう考えずにはいられない この作品で勢いを取り戻した乃木坂46 いつかは取り上げなければならない議題 『乃木坂らしさ』 をテーマに真夏の全国ツアーを回ることができた その布石になったのが2015年、年明け早々にリリースした『透明な色』 と名打ったアルバム 思い切ったタイトルの選択だと思った なぜなら、2014年の年末の段階で一度、ファンの間でこの透明感が失われつつあったからだ ここであえて透明な色というタイトルを持ち出しはしたが、私が思うに伝えたかったのは、恐らく『透明』と言うことではなかったと思う どちらかというと色に着目させたかったのではないか？と私は考えた それを踏まえた上での真夏の全国ツアー メンバー一人一人の乃木坂に入った経緯が伝えられた とても透明とは程遠いものだった しかし、一つ気付かされたこと らしさ＝色ではないということ 清楚、スカートの丈が長い、大人しい、涙もろい 私達は乃木坂をそんな色に縛り付けていたんだと らしさ＝彼女達の歩み 姿 そして、それを作り上げているのはファンであるということ それを再確認することができた真夏の全国ツアーだったと私は思う だから、12枚目シングルは初期から5枚目までセンターだった生駒里奈がセンターで全国ツアーを回る必要があったように私は思う 13枚目 初のWセンター 去年叶わなかった紅白を視野に入れた楽曲 勿論、タイアップ曲という事もあるのでそればかりとは言えないが現状考え得る最強の布陣を敷いてきたと言える しかし、このWセンター 西野、白石の成長 松井玲奈の交換留学が無ければやはり実現は難しかったと言えるだろう 何故なら西野は横並びのメンバーがいると一歩下がってしまう性格であるし、白石は比べられ比較されたコメントに大きく傷ついてしまうガラスのハートの持ち主であるから そこで、長年タブルセンターの経験を積んだ松井玲奈の存在は大きかったと思う 松井玲奈は13枚目楽曲に参加はしていないがそれまで見せてきたプロ意識などはこの楽曲に大きく生かされたのではないだろうか？ 例え一年とはいえ、大きな影響力を影で与えてくれた松井玲奈をツアー中に乃木坂全員で送る事が出来たのは私個人としてもとても喜ばしい事だった そして、年末 紅白歌合戦出場決定の発表 みんな手を叩いて喜んでいる中 1人泣いているメンバーがいた それが松村沙友理である 彼女はこの一年、本当に頑張ったと思う ここでは多くは語らないが、メンバーもそれを分かっていた だから今年は紅白にこだわり続けた そのこだわりに足並みを揃え、紅白出場の発表を待って卒業発表をした 永島聖羅 最後まで自分を後回しにする所は永さんらしい 自分のトークでも触れたが発表よりもずっと以前に気持ちは固まっていた 兆しもあった この一年の彼女の活動は本当に辛いものだったと推測する 紅白出場はとても喜ばしい事だったがなぜかハッピーエンドと行かない乃木坂46 それも乃木坂らしさなのだろうか まだまだお伝えしたい事があるが一旦ペンを置きますm(_ _)m