タケタケ2021年10月17日 08:48二人の嘘を読んだ。 一気に読めた。途中、涙腺が緩んだ。 礼子の姿形で蛭間は姿形か、夫や義母はどうか想像した。 礼子はようやくといっていいだろう、恋をした恋愛をした。最後の旅で月曜を休んでしまうところに自分の気持ちに正直に旅を最優先したところに純粋さを感じた。 死というかたちで恋愛、人生を完結させた蛭間。SNSでの監視が強く社会的には半ば常識がモラルが強要されることが継続されている現代においても純粋な恋愛は可能だ。 社会的な立場を犠牲にしないといけないが。
タケタケ2年前自分は中学や高校生のとき、三島由紀夫や太宰治を読んで、なんともいえない人間の暗さや葛藤、矛盾のようなものを感じた。夏目漱石の「こころ」はしっかり読めていない。きれいな文章だったという印象だけが残っている。また読んでみたいと思った。見城さんのご著書も読み直し気合をいれ直したいとも思った。最近の政治や経済の停滞感に嫌気がさし、やる気が停滞していたが、熱狂しないと新しい波は起きない。小さな小さな自分の仕事と環境だけど、新しい波を起こしたいと思う。小さな小さなところでも現状を打破したいと思う。自分は努力が足りていない。見城さんの755に感謝。33
タケ2年前見城徹見城徹僕が最初に衝撃を受けた読書体験は高校1年の時に読んだ夏目漱石の[こころ]だった。時々、こう考える。若い時に[こころ]を読んだ人と読まなかった人との間には決定的な距離がある。どちらがいいとか悪いとか言う話ではない。違う人種だと言いたいのだ。僕の自己否定や自己嫌悪は夏目漱石の[こころ]を読んでから始まったのだと思う。71歳まで来てしまった。[こころ]を読まなかった僕の人生は想像出来ない。本は時に劇薬だ。821504