ひでのトーク
トーク情報- ひで
ひで 【男女最終戦争 池袋ウエストゲートパークXX 石田 衣良】 R6.12.10 読了
《概要》
ファイナル・ウォーズ勃発!
「敵はすぐ近くにいて、
笑顔で仲間を装っているのだ。
内心ではおたがいのことを、
相手ばかりが制度に守られ、
恵まれたポジションで、
有利に暮らしていると憎みあっている」
ネット上で激化する、男女のいがみあい。
女性嫌悪(ミソジニー)の果てに生まれた
「硫酸男」の正体とは。
表題作「男女最終戦争」のほか、
バッテリー盗難ビジネスに巻き込まれた高校生、
愛国ブログに潜む闇、
真面目な会社員女性が嵌ったメンズコンカフェの罠など、
今まさに起こっていること、
明日起こるかもしれない事件を刺激的に描いた短篇4篇を収録
《感想》
読む前から。そして読んでいる時もドキドキが止まらない。
そして読み終えた後は、感動の余韻に浸れる。
今回もマコトとタカシの友情。
今、街で起きていること(事件)に目を向けて、解決していく姿に感動。
池袋ウエストパークはどれを読んでも心が躍動する!! - ひで
ひで 【東京ハイダウェイ 古内 一絵】
R7.1.7 読了
《概要》
ようこそ、心休まる「隠れ家」へ。
東京・虎ノ門の企業に勤める桐人は、念願のマーケティング部に配属されるも、同期の直也と仕事への向き合い方で対立し、息苦しい日々を送っていた。
直也に「真面目な働き方」を馬鹿にされた日の昼休み、普段は無口な同僚の璃子が軽快に歩いているのを見かけた桐人は、彼女の後ろ姿を追いかける。
たどり着いた先には、美しい星空が描かれたポスターがあり――「星空のキャッチボール」
桐人と直也の上司にあたるマネージャー職として、中途で採用された恵理子。
しかし、人事のトラブルに翻弄され続けた彼女は、ある日会社へ向かう途中の乗換駅で列車を降りることをやめ、出社せずにそのまま終着駅へと向かう。
駅を降りて当てもなく歩くこと数分、見知らぬとんがり屋根の建物を見つけ、ガラスの扉をくぐると――「森の箱舟」
……ほか、ホッと一息つきたいあなたに届ける、都会に生きる人々が抱える心の傷と再生を描いた、6つの癒しの物語。
《感想》
辛い状況だったり、何かに不安や焦りを感じている人が、その状況から抜け出すキッカケを描いた作品だと思う。
再生して、前を向き歩き出す物語。
この書籍が今年初めての読了だったことに何か意味があるのかなと思います。
出来る・出来ないではなく、まずは動き出してみる。
今年のテーマです。