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あいぴー🐻🐻💙

 EXILE/三代目J Soul Brothersのメンバー岩田剛典(たかのり=26)が幻冬舎文庫20周年記念フェアのキャラクターに起用されることが8日、分かった。2年連続日本レコード大賞受賞の三代目JSBの中でも、知性派で知られており、同社のみならず全国の「書店の顔」として期待される。  精悍(せいかん)なメンバーがそろうEXILE TRIBEで、岩田はダンスの切れと、甘いマスクが特筆される。デビュー当初は緊張感からクールな印象で、リーダーHIRO(46)から「笑顔がいいから笑顔で」のアドバイスを受けた。すると、リラックスした表情が女性ファンのハートをとらえ、三代目JSB急成長の一因になった。俳優としても今年は初主演映画が公開される。 愛知から上京して、中学から慶応一筋。就職氷河期時代に大手企業の内定を蹴って、ダンスの道を歩んだ経歴の持ち主だ。今回の起用は、人気に加え、そのチャレンジ精神も決め手になった。幻冬舎文庫は幻冬舎が創立3年5カ月目の97年4月に誕生。伝統が重んじられがちな出版界では異例の早期参入で、各書店の文庫書棚をこじ開けるように、スタートした。当時のキャッチコピーは「新しく出ていく者が 無謀をやらなくて 一体何が変わるだろう」だった。同文庫の袖山満一子編集長は「当時の魂、当時のエネルギーを確認したときに、岩田さんの生き方に感化される部分が大きかった」と話している。  記念フェアは、4月から全国の書店に巨大ポスターやポップが掲出される。書籍はネット販売がシェアを伸ばす中、書店にとって若い世代が店舗に足を運ぶきっかけとして期待される。  岩田は読書好きで同文庫への縁も深い。「幻冬舎文庫は、僕自身思い入れの深い作品も多いです。僕も舞台に出させていただいた『あたっくNo・1』(樫田正剛著)、6月に公開される初の映画主演作品の『植物図鑑』(有川浩著)、そして原点をいつも思い起こさせてもらえるHIROさんの『Bボーイサラリーマン』『ビビリ』(8月文庫化)などが、僕にとって特別な作品です」と話している。

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