トムハ兄さんがアル・カポネ演じんの!?すげぇ!!って思ったら監督がジョシュ・トランクで目ん玉飛び出たw
なにがどうなったらジョシュ・トランクがアル・カポネの伝記映画を撮るような事態になるんだ(笑)
灰色なジュブナイルを持て余したヤングアダルト達がSF的モラトリアムを限界まで突き抜けてしまった過程を、雑多な映像を巧みに織り交ぜあくまでもリアルに描き切った意欲作「クロニクル」を撮ったジョシュ・トランク監督がアル・カポネの伝記映画を撮るって、もうこの世界が凄いw
トム・ハーディなんでも演じる。「レジェンド 狂気の美学」でクレイ兄弟という一人二役を演じきったあたりで、もうこの人ホントすごい、ってなった。一人二役といえど、兄の冷酷無比でセンシティブな二面性、弟の混濁した多面性を見事に演じきったわけで、この人の頭の中ぜったいグチャグチャになってる、って思ったけど、まったくもって威風堂々と演じていたので、その並外れた精神力がトム・ハーディの魅力なんだな、と。
アル・カポネの晩年、この記事を読むと、なんと壮絶な最期だったのだろう、と心臓を潰されそうだが、それをトム・ハーディが演じるんだなあ、と思うと、楽しみと残酷さで、なんかもう居ても立ってもいられない複雑な気持ち。どうか撮影うまくいきますように。どうか公開されますように。こればっかりは誰にも分からん。ドキドキして待つのみです。
それにしても、どうして監督がジョシュ・トランクなんだよ(笑)
http://www.mensclub.jp/esquire/recommend/tomhardy18_0312b/
七色息子、映画、小説、音楽、演劇、漫画、アイドル
トーク情報- 七色息子
七色息子 見城さん、ありがとうございます。余計なお世話だなんてとんでもございません。おっしゃる通りです。今の自分は綺麗事の中だけでしか生きていません。現実を生きなければと、ずっとずっとモヤモヤモヤモヤしながら未だ夢の中で生きています。
昨夜、感想を書きながら、朝、自分の感想を読み直しながら、その自分の情けなさに途轍もなく惨めな気持ちになりました。それが事実です。
「夢から醒めて見る夢こそが人間を成長させる。」
夢の中で、妄想と自慰行為の傍ら、一時の安易な自己嫌悪の後に、変わりたい、変わりたい、成長したい、成長したい、と口先だけで言い続けている私にとっては、途方もなく遠く感じてしまう言葉です。
「歪んだ像を結ぶ鏡を自らの手でぶち壊す勇気を持って欲しい。」
その勇気、その覚悟が、今の私にはありません。でも、今のままそれで良しとは微塵も思っておりません。
虹を消します。夢を消します。自分の吐いた血へドの中から言葉を絞り出します。
本当に私はダメダメですね。見城さんの言葉が、嬉しくて嬉しくて、また夢を見てしまっています。
それではいけません。精進致します。
歪んだ像を結ぶ鏡を自らの手でぶち壊します。
見城さん、こんな何処の馬の骨とも分からない私に言葉を掛けて下さり、本当に有難うございます。 七色息子 見城徹見城徹 吉本隆明著 1952~53
「分裂病者」
不安な季節が秋になる
そうしてきみのもうひとりのきみはけっしてかえってこない
きみははやく錯覚からさめよ
きみはまだきみが女の愛をうしなったのだとおもっている
おう きみの喪失の感覚は
全世界的なものだ
きみはそのちいさな肺でひとりの女をではなく
ほんとうは屈辱にしずんだ風景を抱くことができるか
きみは火山のように噴きだす全世界の革命と
それをとりまくおもたい気圧や温度を
ひとつの加担のうちにとらえることができるか
きみのもうひとりのきみはけっしてかえってこない
かれはきみからもち逃げした
日づけのついた擬牧歌のノートと
女たちの愛ややさしさを
睡ることの安息と
秩序や神にたいする是認のこころと
狡猾なからくりのおもしろさと
ひものついた安楽と
ほとんど過去の記憶のぜんぶを
なじめなくなったきみの風景が秋になる
きみはアジアのはてのわいせつな都会で
ほとんどあらゆる屈辱の花が女たちの欲望のあいだからひらいた
街路をあゆむのを幻影のようにみている
きみは妄想と孤独とが被害となっておとずれるのをしっている
きみの葬列がまえとうしろからやってくるのを感ずる
きみは廃人の眼で
どんな憎悪のメトロポオルをも散策する
きみはちいさな恢復とちいさな信頼をひつようとしていると
医師どもが告げるとしても
信じなくていい
きみの喪失の感覚は
全世界的なものだ
にんげんのおおきな雪崩にのってやがて冬がくる
きみの救済と治療とはそれをささえることにかかっている
きみのもうひとりのきみはけっしてかえってこない
きみはかれが衝げき器のヴォルテイジによってかえると信ずるか
おう それを信じまい
きみの落下ときみの内閉とは全世界的なものだ
不安な秋を不安な小鳥たちがわたる
小鳥たちの無言はきみの無言をうつしている
小鳥たちが悽惨な空にちらばるとき
きみの精神も悽惨な未来へちらばる
あわれな不安な季節め
きみが患者としてあゆむ地球は
アジアのはてに牢獄と風てん病院をこしらえている七色息子 七色息子七色息子 見城さん、ありがとうございます。余計なお世話だなんてとんでもございません。おっしゃる通りです。今の自分は綺麗事の中だけでしか生きていません。現実を生きなければと、ずっとずっとモヤモヤモヤモヤしながら未だ夢の中で生きています。
昨夜、感想を書きながら、朝、自分の感想を読み直しながら、その自分の情けなさに途轍もなく惨めな気持ちになりました。それが事実です。
「夢から醒めて見る夢こそが人間を成長させる。」
夢の中で、妄想と自慰行為の傍ら、一時の安易な自己嫌悪の後に、変わりたい、変わりたい、成長したい、成長したい、と口先だけで言い続けている私にとっては、途方もなく遠く感じてしまう言葉です。
「歪んだ像を結ぶ鏡を自らの手でぶち壊す勇気を持って欲しい。」
その勇気、その覚悟が、今の私にはありません。でも、今のままそれで良しとは微塵も思っておりません。
虹を消します。夢を消します。自分の吐いた血へドの中から言葉を絞り出します。
本当に私はダメダメですね。見城さんの言葉が、嬉しくて嬉しくて、また夢を見てしまっています。
それではいけません。精進致します。
歪んだ像を結ぶ鏡を自らの手でぶち壊します。
見城さん、こんな何処の馬の骨とも分からない私に言葉を掛けて下さり、本当に有難うございます。- 七色息子
七色息子 見城さん。有難うございます。
見城さんのメッセージに対して「はい。分かりました。頑張ります。」と二つ返事で御返答させていただくのだけは憚られます。だからと言って、今の自分の言葉で熟考してみたところで、今の自分が絞り出す言葉は、どれも見当違いになってしまいます。それがとても歯痒いです。悔しいです。惨め以外の何ものでもございません。その申し訳なさに、今は嗚咽しか出ません。嫌なことばかりです。自分勝手で、ズル賢くで、不条理で、本当に嫌なことばかりです。そう思ってしまう自分が何より嫌で嫌で堪りません。そのすべてを受け入れます。そのすべてに晒されます。そのすべてになります。漆黒の父になるための、宿命と戦うための、そこからが始まり。覚悟致します。
…やはり、今の私は、上っ面な言葉しか発することができません。本当に申し訳ございません。見城さんのメッセージに応えることができるほどの 自分の言葉を見つけます。必ず見つけます。
見城さん、本当に有難うございました。